迎賓館赤坂離宮 | ペンを持ち 花を愛で

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こんばんは。流れ星

 

突然東京ツアー。今回は国宝迎賓館赤坂離宮漱石山房記念館にも行ってきました。

 

 

その豪華さはちょっと日本ではお目にかかれないくらいで、今までも有難い事に“国宝”と名のつくものは見た事はあれど、まあ息を飲むと言う瞬間はそうそうありませんで、貴重な時間でした。

 

見学しながら「漱石山房を見学した事は、なんとも皮肉な事でもあるな」とつらつら考えたりも。

 

漱石は明治期と言う激動の時代、“封建”から“近代”へと大きく、時には強引に移行する中を生き、その人工的な“地殻変動”に薄っぺらさも感じて「明治の精神に殉ず」と、あえて真逆の方向へと舵を切りました。

 

その同時期に、こうして海外の列強に後れを取らんと、すなわち“ワールドスタンダード”に乗らんとすべく、国の威信をかけて建設したこの豪華絢爛な建物。中に入っても、その気概が伝わり圧倒されました。たとえ無理くりの薄っぺらさがあったとしても、この気概は凄まじさを覚えます。(そういう意味では、正直和風別館や京都迎賓館はかなり見劣りがします)

 

そんな中にあっての、パネル写真にあった近年の建物の使われ方例としてある、安部元首相や現岸田首相の姿は…正直、薄っぺらさ以上のうすら寒ささえ感じてしまいましたガーン。そこには“国”のとかではなく、“おらが村”の影しか見えず魂

 

正直言えば、彼らを押す後援会や地元の人達に来てもらい、本当の“国会議員、国の政治は何なのか”その意味を考え直してもらいたい…そう思わずにはいられませんでした不満