こんばんは、不動産芸人のせらっきょです
平日のみ毎日更新５日目、めざせ連続１００日記録
今日は先輩芸人の方の部屋探しで、朝から動いていました。
良さげな物件があったのですが、僕からは紹介することができない物件でした。
たまにあるのですが、広く不動産業者間に紹介せずに、その会社だけで入居者募集をかける物件が存在します。
本来は、不動産会社は所有者から物件を預かった場合、業者間データベースに登録するのが義務なのですが、ちょっぴり抜け穴が存在するのです。
いわゆる媒介契約の中の「一般媒介」という形で物件を預かって、業者間データベースには登録しないという形で物件を預かっているケースなんかがそれにあたります。
もしくは、賃貸の場合なんかは「管理委託契約」だけを結び、特に媒介という形では所有者と契約を結ばずに、SUUMOやathomeといったポータルサイトのみに物件を掲載するパターンなんかもあります。
後者はおそらく宅建業法違反だと思うですが、前者は違反ではありません。
業者間データベースに掲載しないことを所有者にしっかりと説明していないと業法違反ですが、所有者から了承を得た上で、一般媒介として業者間データベース未登録で話を進めることは、問題ではないのです。
さて、本日僕が先輩芸人の方に紹介できなかった物件は、前者なのか後者なのかはわかりません。
ただとにかく、他業者には紹介していない、ときっぱり断られてしまったのです。
そうなったら仕方ありませんので、先輩芸人の方には、直接その不動産会社の方に行ってもらうことにしました。
そうなると、もちろん僕はその契約にまったく関わらないことになるので、報酬も得られません。
ただ僕はあくまでも芸人が本業なので、その人が気に入った物件であれば、無報酬になっちゃったとしても、全然気にしないと決めています。
なので、無事に契約まで進んでくれて、いい物件であることを祈るのみです。
さっきの不動産業界の抜け穴のお話は、ちょっぴり不条理にも感じられますが、これは不動産業界にずっとあることなので、仕方ありません。
ちょっぴり悪い言い方にはなりますが、いわゆる「囲い込み」というやつです。
その物件の入居者を募集している不動産会社はちょっとでも儲けたいのです。
契約時の仲介手数料の金額でいうと、十数万円くらいですが、それを儲けたいのです。
もっとでかい額稼ぐような動きせえよ、と言いたいところですが、賃貸業者さんからするとその積み重ねが大切なんだと思います。
その不動産業者が悪い業者のように思えますが、それだけではなく、その物件を所有者から預かれていない僕が悪いのです。
囲い込みをするような業者に負けてしまっている時点で、僕が悪いのです。
もちろん僕は囲い込みなんて人生で一度もしたことがないので、こういうことが不動産業界からなくなるように、いっぱい物件を預かれるようにがんばりたいと思います。
その前に芸人がんばれよ、と思ってくださったそこのあなた。
そのとおりなので、芸人もがんばります。
こんな時間になってしまいましたが、これから動画の編集をして、スタンドFMを録って、いろいろがんばりたいと思います。
というわけで本日のブログは以上です
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