こんばんは、不動産芸人のせらっきょです
平日のみ毎日更新１５日目、めざせ連続１００日記録
このブログと同じように、Instagramも平日のみ毎日更新を続けているのですが、そこには不動産業界内の人に向けた不動産のあるあるを投稿しています。
「内見あるある」だったりだとか「タワーマンションあるある」とかを投稿しているのですが、昨日は、「ZEHあるある」を投稿しました。
みなさまは、「ZEH」をご存知でしょうか？
そもそもなんて読むのかすらわからない、という方も多いと思います。
「ZEH」と書いて、「ゼッチ」と読みます。
意味わからないですよね。
末尾が「H」で終わるくせに、発音するときの語尾は「チ」なんです。
どうせなら「ゼフ」と読みたいですよね。
でも、これからの住宅の常識となっていくかもしれない、この「ZEH」の読み方を知らないと、いつか馬鹿にされてしまう日が来てしまうかもしれないので、いまのうちに読み方くらいは覚えておきましょう。
「Wi-Fi」に近いですね、10年前は「ワイファイ」と読めなくてもそんなに恥ずかしくなかったですが、いまとなっては「ウィーフィー」なんて読むと笑われちゃいます。
さてその「ZEH」とはなんなのか、このブログでめちゃくちゃ簡単に説明させて頂きます。
もっと専門的に深く知識を学びたい方は、エネルギー庁などの省庁のホームページでしっかりと学んでいただけましたらと思います。
さぁその上で、実は教員免許を持っている、不動産芸人のせらっきょが噛み砕いて簡単に説明しますと、
ZEHとは、ゼロ（Zero）・エネルギー（Energy）・ハウス（House）の頭文字をとって名付けられた、省エネ住宅のひとつです。
ゼロ・エネルギー・ハウスなので、エネルギーを消費しない家なんですよね。
エネルギーとは一体なんぞや！？と思われたそこのあなた。
かな〜り平たく説明すると、電力です。
普通に家で生活していると、電力を消費しますよね。
夜に照明をつけるだけで電力を使いますし、冷蔵庫だって洗濯機だってエアコンだって電力を使いますし、人間は家にいるだけでもいろいろと電力を消費するのです。
じゃあそれをゼロにしちゃえば環境にいいじゃん！エコじゃん！ってなったのがZEHです。
いや、そんなの無理でしょ！夜にロウソクは無理よ！って思ったそこのあなた。
別に電力をまったく使うなとは言っていないのです。
使う分、創ればいいじゃん、という発想なのです。
日々の生活でその家が使う電力よりも、太陽光発電などでその家が創り出す電力が上回れば、ゼロ・エネルギーだよね、という発想です。
なんかSDGsで、環境に良くて、素敵な発想ですよね。
ZEHに関しては、日本の政府も応援しているので、その住宅がZEHだと認定されれば補助金が出たりします。
なので、今後新築される住宅では、ZEHが当たり前の時代が来るかもしれません。
建築費が余分にかかったりするのがZEHの弱みでもあるのですが、それがスタンダードになればZEHに関わる資材や設備なども安くなっていくと思われます。
しかも、余分に発電した電力は自動的に電力会社が買い取ってくれたりして、月々の電気代を抑えられたりするんです。
ちなみにせらっきょは、ZEHの物件の内見に行ったことがありますが、室内に消費電力と発電電力を表示するディスプレイなんかがついていて、見てるだけでもすごい楽しかったです。
かわいいキャラクターが、「いまは電力を消費しているよ」とか、「太陽光エネルギーだけでまかなっているよ」とかを教えてくれて、とにかく楽しいんです。
なんかそのディスプレイを見ているだけで、地球の未来に貢献できている感じがするんですよね、せらっきょはただ内見しているだけなんですけどね。
そんなZEHが、住宅のスタンダートになる日がいつか来そうな気がしているので、今日このブログで紹介させて頂きました。
最後に、「ZEH住宅」という言葉をよく耳にしますが、よく考えるとこの表現は変です。
先述した通り、ZEHというのはZero Energy Houseの略なので、ZEH住宅だと、Zero Energy House Houseになってしまいます。
頭痛が痛い、と同じですね。
ただ、「ZEH」だけだと住宅に関する話だともわからない方が多いので、「ZEH住宅」にしているんだと思いますが、そうしたいのならば正しくは「ZE住宅」なんですよね。
でもそれだと「ZEH」という字面がいつまで経っても浸透しないし、「ZEH住宅」が表現として変なのはちょっと我慢して、何も言わずにいようと思います。
というわけで本日のブログは以上です
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