こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です
いつの間にか年が明けておりました…!久しぶりの更新です
そんな不動産芸人が、こんな企画に参加しております。
そうです、わが吉本興業がTシャツビジネスにまで手を染めているのです…!
ちなみに昨年末に突然、わが吉本興業が所属芸人に天然水を配り始めました。
Tシャツビジネスから水ビジネスから、相変わらず胡散臭さの塊ですが、本年もなにとぞどうぞよろしくお願いします。
さて、Tシャツグランプリという企画の中で、僕がデザインしたTシャツがこちらです!
しっかり不動産芸人のTシャツとなっております!
デザインの説明をしながら、みなさまが間取り図に関する知識も増やせるように説明していきますね
地上2階建の一戸建の間取りになります!
土地が所有権でも借地権でも、どれくらいのサイズの土地の上に立っている一戸建かというのは非常に大切な情報になるので、土地の線引も記載されているのが一般的です。
土地が道路に面しているところを"間口"と言いますが、これが広い土地ほどいい土地と言われます。
なのでこの一戸建は間口が広くていい土地の形になります。
この土地は四角形ですが、三角形だったり五角形だったりいろいろな形の土地は存在します。
一般的に、四角形でなるべく正方形に近い土地がいいとされていて、そのような土地は整形地と呼ばれており、販売の際には大々的に謳われたりします。
前面道路は、約3.6mの私道になります!
その土地が面している道路は、建物を建築する上で非常に大切になりますので、必ず情報が記載されます。
約3.6mなので、建築基準法第42条第2項の道路であることが推測されます。
いや専門知識すぎるよ!と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、不動産営業マンは建築基準法第42条を全員知っていますので、そこまで専門知識でもなかったりします。
新たに建造物を建築する際に、4m以上の幅のある道路に2m以上接していないといけないので、この建物を再建築する場合には土地を道路に供さなくてはいけない可能性があります。
このことをセットバックといいますが、セットバックについての説明は間取り図かもしくは販売図面に記載されています。
Tシャツに記載するとごちゃつきそうなのでやめました。
あと、私道か公道かも結構大切なポイントで、私道の場合は自分が所有しているのか他人が所有しているのかがまず大きな問題になります。
公道の場合はそういった問題はありませんが、バスとか車がびゅんびゅん通る可能性もあります。
私道の場合、所有者に通行や掘削に関する承諾を得ないといけないケースがあったりしますが、これはまた別の機会に説明します
1階だけ、洋室ではなく納戸の表記になっています!
居室と記載するには一定の条件を満たさなくてはいけず、それを満たさない場合は居室や洋室と記載することはできないのです。
今回は、採光の量が条件に満ちていない、という理由で納戸表記にしました。
ちなみに、3LDKや4LDKなどというときの数字は、あくまで居室の数になるので、この納戸はその数字に含むことができません。
納戸はSという文字で表されるので、4SLDKという表記になります。
ちなみにウォークインクローゼットやサービスルームなどもSという表記になるので、結構そこがわかりづらいんですよね…!
あと、各部屋にあるこの茶色の線はなにかわかりますか?
これは、この部屋はフローリング床ですよ、という表記になります。
部屋全体を茶色の線で記載する業者も存在しますが、ダサいという理由で僕はずっとこの部屋の隅っこだけに記載していました。
このあたりは間取り図を作成する人間の好みだと思います。
最後に、浴室の下に記載されている数字はなにかご存知でしょうか?
これは、その浴室の縦横のサイズになります。
1620と記載されている場合は、160センチ×200センチになります。
数字が大きければ大きいほど、広くて贅沢なお風呂になります。
そんな感じで以上になります
不動産に詳しい人しか作れない、ちょっとこだわりの間取り図Tシャツになっていますので、よかったらぜひ1枚買ってください
というわけで本日のブログは以上です
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