こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です
今日はとにかく不動産の申込書を書きまくりの一日でした
その中で、いまは芸人を辞めた、元・同期の家を探しているのですが、彼はずっと実家暮らしでした
25歳にして、今回初めて一人暮らしをするそうなのです。
なにかの縁で、同期として吉本の養成所の門を叩いた仲なので、できるかぎり安くしてあげるよ、ということで彼の物件探しをしています。
彼も気に入る部屋が見つかり、いざ申し込みとなりました。
ちなみにその部屋は、家賃6万5,000円のお部屋です。
申込書を記入しながら、年収の欄に目をやると、80万円でした。
無理無理無理無理無理無理無理無理
月々の家賃が6万5,000円ということは、家賃だけで年間78万円かかります。
それに対して、彼の収入は年間の80万円なのです。
そんなん無理よ〜
一人暮らしを始めたら、バイトを増やす予定らしいです。
いまのシフトの3倍に増やさな厳しいぞ〜
それでも彼の一人暮らしをしたいという意思は変わらないので、親御さんに名義人になって頂き、彼は入居者という形で申し込みました。
なんだか納得のいっていない様子でした。
なんでやねん
君が大家やとして、家賃を年間で78万円支払ってもらわなあかん部屋に、年収80万の入居者いれるのはさすがに不安やろて
この前に会った時に、「一年で貯金70万貯めたわ!(キリッ!)」みたいな感じで喋ってて、そのときはすごいなぁと思いましたが、今になって、こいつ実家にお金1円も入れてへんやんけ、と思っています
ちなみに、賃貸の入居審査の目安は、家賃の3倍の収入があることです。
売買の住宅ローンの審査の目安は、返済額が収入の30%〜40%に収まっていることです。
これは、賃貸であればオーナーや管理会社、売買であれば金融機関によって異なります。
年収の額によっても異なります。
そのあたりは不動産屋に聞くのが一番なので、早い段階で聞くようにしましょう
自分の収入では借りられない家や買えない家を、時間をかけて真剣に検討しても、意味がないのです
ちなみに、売買の返済額というのは、変動金利の場合は実行金利ではありません。
仮にいまの実行金利が0.475%だったとしても、将来上がる可能性を見越して審査されるので、審査だけは金利4%で考えたりします。
そこを勘違いして、たまに全然収入の足らない方が、家を買いたい!という強い気持ちだけで来店することがあります。
不動産業者の方は、ちゃんと最初に収入を聞いた上で、あなたの収入では家は買えないです、とその強い気持ちをなだめてあげましょう
というわけで本日のブログは以上です
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