こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です
これは、とある大手不動産会社の、身の毛のよだつお話です…!
お客さんの方から、この物件って世良さんでも取り扱えますか?と聞かれることがよくあります。
そういうときは、レインズと呼ばれる不動産業者間サイトで検索をして、物元と呼ばれる物件の情報を掲載している会社に電話して、内見方法などを聞きます。
そんなことをしているときに、とある事件が起こりました。
ある物件について、物元に電話で確認すると、物件自体はまだあるとのことだったのですが、内見方法を聞くと、鍵の手配ができていないので、内見がまだできないとのことでした。
鍵の手配ができていない、というのは物件を抱え込むときによく使われる常套文句で、他社のお客さんには内見させたくないときにそういう嘘をついたりします。
自社のお客さんの方が、自社で仲介手数料を受領できるので、儲かるからです。
言っても賃貸なんで、十万ちょっとの微々たる儲けなんですが…。
そんな言い回しだったので、怪しいなぁ、と思いました。
思い切って聞いてみよう、と思い、
僕の知り合いのお客さんなので、全然僕抜きで契約してもらっていいので、直接そちらへ問い合わせてもらえれば、内見できたりしますか?
と聞くと、
直接なら内見できます。とのことでした。
この物件はうちで抱え込んでます、って言ってるようなもんですやん
なんやこいつ!と思いましたが、業界ではよくあることなので、じゃあわかりましたという話をして、お客さんにそのまま全部お伝えしました。
それで直接問い合わせてもらったら、鍵は用意できてるし、内見はすぐにでもできるし、なんだったら先に審査進めちゃいましょう、なんて話もされたとのことでした。
おーーーーーい
僕は、別にいいや、と思い、僕が間に入れないのでなかなかやりづらい部分もあるかもしれませんが、なにかわからないことがあったら連絡してくださいね!とだけ言って、やり取りを終えました。
すると、早速その日の夜に、そのお客さんから僕のところに連絡がありました。
あまりに仕事ができなそうな担当だったので、話が壊れてもいいんで、世良さんが間に入ってくれませんかという話でした。
戻ってきた
こうなりゃこっちに大義名分はあるので、次の日に物元の担当にゴリゴリのプレッシャーをかけて、僕が間に入っても内見させてくれるという話になりました
にしても、こんなわかりやすい形で抱え込んじゃダメだよ〜
財閥系のかなり大手の不動産会社さんです。
貸主に直接連絡して、全部始終話して、抜いてやろうかな
同じ不動産営業として抱え込みたい気持ちは非常にわかるんですが、賃貸の十万円ちょっとの案件でそれするかね〜ってのが正直な気持ちです。
というわけで今日は、そんなおそろし〜い話でしたとさ。
息子が生まれて、今日でちょうど2ヶ月です、嬉しいです
これからも元気に育ってねー!
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