こんにちは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です照れ

 

毎日更新23日目、めざせ10000日口笛

 

さて今日は、賃貸の入居時期についてのブログを書きたいと思います。

 

若手芸人の家探しをする機会が非常に多いのですが、若手芸人というのは世間知らずなのか、賃貸の入居時期について大きな勘違いをされていることがよくあります。

 

「物件見て、そこに決めて申し込んだら次の日から住めるよな?」

 

ホテルちゃうねん笑い泣き

 

高額な資産である物件を、どこの馬の骨かもわからない青年に、はい明日からどうぞとは貸せないのです。

 

まず物件を決めて申し込むと、入居審査というものが存在します。

 

本当にその人が家賃を払っていけるのか、家をむちゃくちゃにしないか、などを総合的に判断されます。

 

早ければ1日で審査に通ることもありますが、遅いときには1週間ほど時間を要することもあります。

 

審査に通ってから、初期費用の支払いと、契約書類の取り交わしになります。

 

基本的には2年間の長期にわたって部屋を貸す予定で契約を交わしますので、ある程度しっかりとした契約書が必要になります。

 

不動産売買に比べればかなり簡素なものが多いですが、それでも数百円で一週間レンタルDVDを借りるのとはわけが違います。

 

そこからやっと鍵を渡されて入居になるのですが、最低でも一週間、平均すると二週間はかかると思っておいてください。

 

そこに物件のクリーニングやリフォームが終わってないなんてなると、入居までにもっと長い時間が必要になります。

 

「物件見て、そこに決めて申し込んだら次の日から住める」わけがないのです。

 

ひょっとしたら、意外と知らない方も多いかもしれないので、この機会に知っておいた方がいいと思います。

 

そのような時間を逆算して、家探しを始めましょう。

 

ただこの勘違いに関しては、不動産業者にも責任があると思います。

 

それは、入居時期の「即入居可能」という表記です。

 

物件を決めてから入居までに平均二週間かかる時点で、"即"ではないです。

 

「即入居可能」という表記をするのであれば、次の日に入居させるべきです。

 

ちなみに僕が担当の物件は、「即入居可能」なんて絶対に表記しません。

 

入居時期の欄は、「相談」と表記します。

 

どのような事情で引渡し日が決まるかわからない以上、相談と書いておくのが当然なんだと、新卒一年目のときに習いました。

 

これを見た不動産業界の方は、入居時期は「相談」と今後表記するようにして頂きたいです。

 

というわけで本日のブログは以上ですウインク

 

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