こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です照れ

 

営業で神奈川県秦野市へと行って参りました。

 

 

 

足柄とか小田原の隣で、東京都北区からはすごく遠かったですアセアセ

 

みなさまは、秦野と書いて、なんと読むかご存知ですか?

 

正解は、「はだの」ですウインク

 

駅からイベントの現地までタクシーに乗った際に、運転手さんが教えてくださいました。

 

ただ、「はたの」と間違って読む方が非常に多いらしく、地元民くらいしかちゃんと「はだの」と呼んでいないとか笑い泣き

 

お隣の平塚市の方ですら「はたの」と間違って読まれているくらいだそうです。

 

そんな秦野市ですが、桜が有名だそうで、タクシーで通った道も桜並木がずーっと続いていました。

 

6kmほど桜並木が続く道があって、その道は春になると大渋滞になるのだそうです滝汗

 

今度は、桜が咲く季節に行ってみたいですね桜

 

そんな秦野市(はだのし)には、秦野駅(はだのえき)があります。

 

この一文を見て、さっき説明したばかりなのに、なぜ世良はわざわざふりがなを打っているんだと思った方もいると思います。

 

それには深い理由があるのです。

 

みなさまは、JR高崎線の尾久駅をご存知でしょうか?

 

東京都の北区と荒川区の区境にある駅です。

 

尾久駅と書いて、なんと読むかはご存知でしょうか?

 

正解は、「おく」駅になります。

 

この駅の近くには、荒川区西尾久・東尾久という住所があり、そのあたり一帯が尾久という地域のため、この駅名になりました。

 

では、荒川区西尾久や東尾久は、なんと読むかご存知でしょうか?

 

正解は、「にしおぐ」、「ひがしおぐ」です。

 

そのあたり一帯は、尾久(おぐ)という地域になるのです。

 

なんで地名だけ濁るの?と思われた方も多いと思いますが、これには理由があります。

 

本来は、「おぐ」と濁るのがこの地域の呼び方です。

 

ただ、国鉄がこの地域に駅を作る際に、駅名を決めるために近隣住民に聞き込みを行ったところ、「おぐ」と答えたのを地域独特のなまりと勘違いして、「おく」という駅名にしたらしいです。

 

それからずっと駅名は尾久(おく)で、地名は尾久(おぐ)だそうです。

 

いや、JR折れろよ笑い泣き

 

なんで民営化以降も意地を張り続けているのだ笑い泣き

 

尾久(おぐ)駅にすればいいじゃないか笑い泣き

 

諸説はあるみたいですが、なんとも不思議な理由のまま、現在も尾久(おく)駅と呼ばれ続けています。

 
ちなみに秋葉原も、元々は「あきばはら」と現地の人間が答えたのをなまりと勘違いして、「あきはばら」という駅名になったそうです。
 
秋葉原という地名は今はもう無いので、駅名だけが残り、秋葉原というと「あきはばら」と読むのが正しくなりました。
 
ただ、尾久(おく)駅に関しては、まだ尾久(おぐ)という地名が存在するので、尾久は「おく」でも「おぐ」でも読み方として正しいということになります。
 
尾久駅の開業年を調べてみると1929年(昭和4年)だそうです。
 
90年もそんな事態が起こったままなのですね・・・!
 
今回は、そんな地名と駅名の不思議についてお書きしてみました。
 
不動産業界にいると、地名や駅名にはすごく詳しくなります。
 
そんな中でふと思った疑問やおもしろい事柄を紹介していければと思っています。
 
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