こんにちは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です
髪を切りました。
後ろはこんな感じです。
そうです、この写真を撮っている場所は、ルミネtheよしもとです。
いつも渋谷の美容室で、美容師芸人のまりブさんに切って頂いています
嬉しい限りです
そういえば、美容室として使っていた物件の売買を担当したことがあります。
そのビルは区分所有となっており、ビルのワンフロアだけを売買した形になります。
基本的には一つのビルに対して一つの所有権なのですが、たま~に各階や各部屋ごとに所有者の異なるビルというのが存在します。
それが、区分ごとに所有権の異なるビル、いわゆる区分所有ビルとなります。
逆に、一棟まるまる一つの所有権のビルは、一棟ビルと呼ばれます。
ちなみにこれは、マンションでも同じです。
区分所有権のマンションもあれば、一棟で一つの所有権のマンションもあります。
ちなみにこの二つの見分け方はご存知ですか・・・?
エントランスなどに、「○○ビル管理組合」とか「○○マンション管理組合」と書かれている注意書きなどがあれば、その時点でその建物は区分所有権になります。
逆に、「○○マンション管理室」としか書かれていなければ、それは一棟マンションや一棟ビルになります。
不動産営業マンは、何気なく道を歩きながら、そこにあるマンションが区分所有権でオーナーが実際に住んでいるマンションなのかどうかを確認していたりします。
いい営業マンほどキョロキョロしながら街を歩いていると僕は思います。
だめな営業マンほど目的地しか見ずにスタスタと歩いていると思います。
あくまでも世良のイメージですが
さて話は戻りまして、区分所有ビルの中にある美容室を売買するのはすごく大変でした。
店舗を新規オープンしようとしている方って、物件を購入せずに、賃貸で借りてオープンされる場合の方が多いんです。
そういうこともあって、区分所有の事業用ビルというもの自体がそこまで多くないです。
ちなみに、賃貸で店舗や事務所を借りる場合は、普通に住居を借りる場合と何が違うのかをお教えしたいと思います。
まず、一概に店舗や事務所といっても、業種によっては借りられないケースも存在します。
飲食店は不可などの物件が存在しますが、飲食店可であっても軽飲食のみ可などの物件もあったりします。
軽飲食と重飲食の違いの明確な定義はないのですが、店舗内で火を使った調理をするような飲食店を重飲食店と呼ぶケースが多いです。
カフェなどの、レンジとかトースターとかミキサーくらいの調理で済むような飲食店は軽飲食店になります。
建物の構造や、ビルのオーナーの意向などで、入居できる店舗の業種制限があります。
まずは、そこをクリアした物件を探すことが必要になります。
その上で、住居を借りる場合と大きく違う部分としては、敷金・保証金という形で、多額のお金を預けなくてはいけないということです。
住居の場合、一般的な敷金は賃料の一ヵ月分で、多くても二ヵ月分、少ない物件だとゼロという物件もあると思います。
ただ店舗や事務所の場合は、賃料の三ヵ月分以上が相場となります。
それだけ、内装を変えたりしたときの原状回復費用がかかる場合が多いということと、経営が上手くいかなくなった場合を想定して多めのお金を預かっておくというシステムになります。
それ以外は基本的に、住居を賃貸借する場合と変わらないと思います。
細かい部分だと、平米じゃなくて坪で面積を表すケースが多いとかいろいろありますが、大した違いではないです。
もし将来、店舗や事務所を借りて、開業を考えているという方は、参考にしてみてください。
というわけで、今日のブログはここまでです
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