男の秋


小分けした焦がし醤油を垂らしつつおぼろ豆腐と年末調整

税額の控除0円シーズーはいまだ胎児のようにまどろむ *

本年の一月一日わが夫はどの街の誰と寝ていただろう

嘘を付く国会議員だ声色が乾いた羊羮みたいな音だ

ほとんどを夫が消費しアリナミンもっと私に飲んでほしかろ

転勤に次ぐ転勤に次ぐ転勤次の転勤恐らく明日

毛髪が遠慮している頭皮へと夫の秋の光ひろがる

納税の通知がそろそろ届くはずシーズーお前も働きなさい

*  結社誌非掲載



じゃあまたね👋
今、ここが天国。