「ひ」ひとりで悩まない~ヤングケアラーとの接点~ | ひしがた介護

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在宅のケアマネジャーすずきが、思うことを綴ります。
頑張っている介護者の方やこれから身近な人に介護が必要になるかもしれない方へ、何かのヒントになると良いのですが。

「ひしがた」介護で

介護者のみなさんの

力になりたいケアマネ

ペンタスすずきです。

 

 

以前にもヤングケアラーについて少し書きましたが、

先日、日本介護支援専門員協会の研修を受けて感じたことは、

「どうやって顕在化させるか」ということ。

 

介護保険創設時、介護の社会化が叫ばれ、

一定の成果はあったと感じますが、

家族間の問題とされがちな介護には

まだまだ光が届かない部分があって、

その一つがヤングケアラーの問題だと思います。

 

地域で!とか、

ケアマネジャーが!と言いますが、(厚労省はこの路線ですね)

町内会や子供会が衰退している地域では、

どこにどんな子供がいるかも把握しにくく、

まして介護支援専門員と子供たちの接点なんて皆無です。

 

やはりアンテナを張るべきは学校ではないかと。

そして先生たちに対して、包括やケアマネが協力することのほうが

現実的だと思います。

 

と、本日、末っ子の小学校の参観日でひらめきました。

まずは子供らがお世話になったこの小学校に、

そして中学校に対しても、

もしヤングケアラーかも?と思う子供がいたら、

協力させてくださいと申し出てみようかな!

 

この度開業することで、

会社にいるより時間は自由になる。

住み慣れた地域の実情はある程度把握しているし、

先生たちともやり取りできる環境もある。

 

まず第一歩、担任の先生にアプローチしてみよう!

 

ひとりで悩むヤングケアラーや

何とかしたいと考える先生方への接点を見つけた

土曜の昼下がりでした。