こんにちは、やまけんです。

私は映画鑑賞も大好きなので、映画を絡めて色々なお話をしていきたいと思います。

 

今回は、潜在意識の重要性を映画『インセプション』を基に考察していきたいと思います。

※ネタバレも含みますので、『インセプション』をご覧になっていない方はご注意願います。

 

 

以下、『インセプション』の簡単なあらすじ。

 

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映画『インセプション』は2010年に公開された、クリストファー・ノーラン脚本・監督によるSFアクション映画です。

 

主人公のコブは、他人の夢に入ることができ、他人の夢からアイデアを盗み出す仕事をしていました。

 

コブは彼の妻の殺害容疑をかけられ、国際指名手配犯でもあり、

彼の幼い子供たちと会う事も叶わず、やるせない日々を送っていました。

 

そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりで危険な依頼を持ちかけます。

 

その依頼とは、コブが得意とするアイデアの盗み出しではなく、ターゲットの夢に入り込み、そこにアイデアを植え付ける「インセプション」であったのです。

 

非常に危険なミッションではありますが、サイトーの提示した報酬に、コブはこの仕事を受けることにしました。

 

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まだ観ていないけど、面白そうだなと感じた方は、ぜひ見てみてください。

オススメです。

 

ただ、難解な映画なので、2-3回は見ないとしっかりと理解することは難しいかもしれません。。

 

 

さて、ここから先は、核心的なネタバレになってしまうので、もし見たくない方はそっと閉じるようにお願いします。

 

 

 

 

 

 

実はコブは、インセプション(植え付け)を行うのは、このミッションが初めてではありませんでした。

 

 

先ほど、コブが彼の妻(モル)の殺害容疑をかけらていたとサラッと書きましたが、

 

 

実はモルにインセプションを行ったことがあったのです。

 

 

その結果、モルが自殺をしてしまった悲しい過去を持っていました。

 

 

コブは夢の世界、潜在意識の奥深くまで潜っていくプロです。

 

ある日モルを連れて、潜在意識のかなり深いところまで二人で潜って行きました。

 

夢の世界なので、現実世界のたった何時間が夢の世界では何十年に相当し、二人は子供二人と共に、何十年もそこで暮らしたのです。

 

そこでは、二人の想念がすぐに現象化され、理想の街や家を創ることができました。

二人はまさに創造者になったのです。とても幸せな時間でした。

 

モルはそんな素晴らしい世界の中にいて、ある時、現実世界のことについて忘れる決断をしました。

そして夢の世界こそが自分たちの居場所だと、彼女の潜在意識の奥底に刻まれたのです。

 

 

ですが、コブは、自分たちが未だ夢の世界にいることを忘れてはいませんでした。

 

コブは、現実世界で、本当の2人の子供たちが待っているから、戻らなくてはいけないと焦っていました。

 

 

しかし、モルは聞く耳を持ちません。

 

 

そこで、コブは仕方なく、モルの潜在意識にあるアイデアを植え付けることにしました。

 

 

そのアイデアとは、「ここは現実世界じゃない」でした。

 

 

このインセプション(植え付け)を行うことで、モルはようやく、コブと共に、2人の子供が待つ現実世界に戻ることにしました。

 

 

そうして、コブはモルと現実世界に戻ってきたのでした。めでたしめでたし。

 

 

とはいかず、モルの潜在意識に刻まれた「ここは現実世界ではない」というビリーフは、現実世界に戻ってからも彼女を蝕みます。

 

 

コブは必死に、ここが現実世界だと説得するも、彼女はそれを信じることができません。

 

 

「二人の子供の元に戻らなくちゃ」

 

 

モルからすれば、コブは最後まで自分のことを信じてくれない存在になってしまいました。

 

 

モルは必死に説得するコブの目の前で、飛び降り自殺をして帰らぬ人となってしまいます。。

(夢の世界にいると、死ぬことで現実に戻れるという設定があるため)

 

 

コブは罪悪感を抱え、妻殺害の容疑で子供とも会えずに、生き続けていくことになったのです。

 

 

何とも切ないストーリーです。

 

 

なぜこんな話をしたかというと、たった一つのアイデアが潜在意識に刻まれることで、人の人生を大きく変えてしまうことがあるからです。

 

 

恐らく、脚本兼監督を務めたノーラン・クリストファー監督も、そのようなメッセージを発したかったのではないでしょうか。

 

 

私自身、大学時代に採用した幾つかのアイデアがその後の10年以上の人生を蝕んでいったのです。

そのようなことにならないように。

 

 

あなたが、どんなアイデアを信じているか。

それは、ナンセンスではないか?

私たちは、このことについて極めて敏感になるべきだと私は思うわけです。