間違いなく冬だ。


そう実感させる雨の中。


冬のPeacenic“foehn”を1か月前に控えた休日、

同イベント主宰のtotoと共にフライヤー配りにひ東湘南へ出かける。


大船では、東北ツアー帰りのモーフの旅ことリュウジ君の家でお茶をごちそうになりながら歓談。

空屋のポストへもフライヤーを突っ込み、鎌倉へ。


パラダイスアレイでは、主宰のジュンペイ君や生意気のデイビットらが料理の試作中。

Univiveは昨年の冬のPeacenicのときにお世話になった場所。ちょうど1年前だ。

cafe goateeは初めての場所。主宰松本さんとの歓談は2時間弱。


雨降りで人気のない鎌倉の路地には、こんなにも濃厚な時間が流れているんだな。


実現したいことは山ほどあるが、

掌に実感のないのは、

温度が体温と同じままだからだろうか。


濃厚な時間に触れると、

自分の体液が浸透圧に負け皮膚から大気に流れ出す。


抑えても抑えても抑えきれない。


言葉にした想像は、カタチになりそうな予感がしてウズウズする。

言葉にできない想像は、炬燵でヌクヌクとミカンを頬張る。


時々言葉にしてみると、

時間を共有する仲間と同じ想像だったりして驚かされる。


内に抱いていると、ふとした瞬間によみがえり、

新しい自分の発見の手助けをしてくれる。


ギターよりも太鼓を愛する自分が、

歩調までを気にする必要があるのだろうかと自問自答しながら

浅い眠りから目覚めた。


今日は暖かい。



最近気づいたことは


改めて書くこともないとは思ったが


音楽が好きだということ



踊ることが好きかといわれると


そうでもないのだが


気持のよい音楽はそれだけでいい



しかしながら、音楽と同じくらい無音が好きということ


孤独というのは


孤独でないときが存在して


はじめて成立する


そういうことが好きなんだ


太陽なしに夜空は語れない

Camps vol.6@群馬県星の降る森キャンプ場

実は、ずっとずっと楽しみにしていたはずなのに、開催日目前になって少し気持ちが萎えていた。

秋の香りがちかいせいなのか、
それともただ遊び疲れただけなのか、
今になってもその答えはわからない。

重たい気持ちにをバックパックの底に積めたまま、
藤沢を後にした。

実際に会場に入って、準備片付けも含めた5日間を終えてみて、結局気持ちの高揚が頂上には辿り着かなかった。

目の前にあるのは、僕の大好きな色の会場、音楽、人々。
遠足の日のお弁当箱をあけたあの時のように、僕の好きな空間が森に囲まれて目の前に広がっているんだよ。

そこでは、一人一人がこだわりを持って、たった1ダースのクレヨンでアイボリーの画用紙に眩しすぎるくらいの景色を描きあげていた。

人間臭い感性が集まりたくさんの笑顔が生まれるから、僕らは日常でより人間らしく生きられるんだ。

3日目の夜、後片付けも切り上げ、スタッフコーテジで盛り上がる。

中秋の名月には、信じられないくらい大きな七色の月の輪が出来ていた。

星が降るはずの森は、その星たちに降る間も与えない月光が降り注いでいた。

そこに出来た輪は、太陽にも負けぬ輝きを見せる月の、静かな魂の叫び。

太陽に近づきたいという月の気持ちがよく分かるんだ。

最高に楽しい3日間は、あっという間にすぎ、またいつもな渋谷の雑踏を歩いている。


このまま目の前の海に飛び込んでしまえと毎朝考えているけど、乾いた洋服が心地よい眠りを誘い、気が付くと下北沢の乗り換えをしているんだ。


僕らは、こんなにも素晴らしいものが創れる力を携えて生まれてきているのだから、電車の中で起きる些細なもめ事にも、渋谷の街で起きる不法な職務質問にも、屈することなく、前を見て歩いていけるはずなんだ。

そう、人を疑い人に刄を向くことなんて誰も求めていないよ。


武器は創造力
エネルギー源はあなた。
宣戦布告は自らに。

Camps、ありがとう。

ホントにありがとう。

楽しかった。

ここで想えたことは、
明日にはカタチにする。



日常を豊かに。