さて、一昨日観た映画のお話をば。

原題は、「CALL ME BY YOUR NAME」。

 

 

日本公開2018年4月27日(金)/伊=仏=ブラジル=米/ルカ・グァダニーノ/

TOHOシネマズ シャンテ

 

1983年の夏。北イタリアの避暑地で家族と過ごしていた17歳のエリオ。ある日、エリオはアメリカからやってきた24歳の大学院生、オリヴァーと出会う。オリヴァーは夏の間、エリオたちの家族と暮らすことになり、ふたりは次第に激しく惹かれ合っていく。

アンドレ・アシマンの同名小説を原作に「日の名残り」「眺めのいい部屋」の名匠ジェームズ・アイボリーが脚本を執筆、「胸騒ぎのシチリア」などで知られるルカ・グァダニーノ監督がメガホンをとった。第90回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、アイボリーが脚色賞を受賞。

 

 

 

 

美しい映画でした。

 

美しい映画って、偶然できるワケじゃないのよね。

フィギュアスケートでいえばエレメンツ(技術要素)、

難易度のレベルをどんだけ上げるか。

計算し尽した努力の賜物だと思えるのです。

 

 

 

 

 

1983年夏、北イタリアの避暑地。

移動手段は自転車、自然も街並みもとってもステキ。

別荘風のおウチも。

こんなとこでひと夏過ごせたらな~ラブラブ!

ロケーションが素晴らしいって、大事な要素。

 

でもなぜ1983年て特定されてるんだろう?

 

さくっと調査したらば、インターネットが開始された年だった。

つまりまだSNSに侵されてない時代だったってことね。

そしてまだまだゲイに対する偏見が強かったと思われる。

これが理由ではないだろうけど、純愛が成立する下地にはなってるかも?

 

 

 

 

きゅんきゅん恋の矢するエピソードもてんこ盛り。

特にコレね、彼の着てたシャツですわ。

オリヴァーが最初の日に着ていたシャツを欲しがるエリオ、

お別れの日にそれを着るワケですが。

「ブロークバック・マウンテン」を彷彿とさせて、じんときちゃう。

 

 

 

 

一等感動しちゃうのは、エリオのパパさんのスピーチ。

スピーチってのは変だけど、それほど感動的でした。

そのワリに何て言ったか、もうほとんど覚えてないんですけどね。べーっだ!

お前がどうなろうと僕がついている、みたいな?

 

自分の息子がゲイであってもかまわない。

オリヴァーとの思い出はかけがえのないものだと説くパパさん。

そしてふたりの関係を気付いていながら、見守るママさん。

素晴らしい両親だと思いません?

 

やはり切ないラブストーリーでしたが、

昨年公開の「ムーンライト」とはここが違うかも?

 

 

で、一晩経ちましたら、

映画を観た直後とは、真逆の見方も生まれてきちゃった。

 

この映画って、貴族的なのよね。

ロケーションも人物設定も。

 

パパさんは大学教授、

自分の助手として呼んだオリヴァーと、息子が恋に落ちる。

それを平然と見守る、てかほとんどけしかけてるよーな?

両親て…… どーよ?

 

恋に落ちるふたりも、お互いの知性にも魅かれ合っている。

見た目も麗しい、スキルの高いカップル。

そしてお金持ちの香りが、ぷんぷん漂っているしで。

 

「ムーンライト」みたいに切羽詰まってないの。

生きるか死ぬかじゃないのよね。

だからただひたすら美しい主人公たちに陶酔できちゃう。

これは貴族的な、危険なゲームに過ぎないんだなと。

 

恋愛映画はこうでなくっちゃ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

 

 

オリヴァー役のアーミー・ハマー、どっかで見たと思ったら。

「ジャコメッティ 最後の肖像」に出演していたのね。

観たいと思って見逃しちゃった映画であった。

 

ロサンゼルス生まれ、身長195㎝、金髪と青い瞳。

曾祖父は石油王、父は大会社のCEO。

 

ふーん。かお

 

どーりで。

短パンに白いスニーカーに白い靴下っつー、

ヤンキー丸出しが堂に入ってるワケだわさ。

 

エリオ役のティモシー・シャラメ、

ラストシーンでの切な過ぎる表情が可哀そうだったけど。

 

あんな男、別れてよかったと思うよ。

もっといーヒト他にいるから。

ねっ?ニコニコ

 

 

 

映画の前に、新しくなった日比谷をちょっこし探検。

 

 

 

 

日比谷シャンテの「RINGER HUT TOKYO PREMIUM」。

かねてから狙っていた、PREMIUMだという長崎ちゃんぽんをば。

何がプレミアムかというと、お汁と具材なんですって。

てかまだ一度しかエコノミーな?ちゃんぽんを食べたことがないので、

違いが全く分かりませんでした。

 

 

 

 

 

日比谷シャンテ前の地面にはめ込まれていたスターたちの手形、

どこにいっちゃったんだろうと気になっていたのですが。

「The Star Gallery」として、

東京メトロと日比谷シャンテをつなぐ地下通路の壁面に設置されていました。

この方が手で触れるし、断然よくなったと思う。拍手

 

 

 

 

日比谷ミッドタウンから見た広場。

街は新しく生まれ変わっているようですが。

 

今回鑑賞した「TOHOシネマズ シャンテ」、

閉館する予定だったのが、継続することになったそうで。

 

かつての「シャンテシネ」。

大人の女性が御贔屓のミニシアターでした。

金曜の朝イチは1,300円だったかな?

社長秘書時代、仕事をサポってよく通いましたよ。

このサービスも継続するのかと思い、

映画館のスタッフにお聞きしたら、一年程前に廃止になったそうです。

 

思い出深い映画館なので、生き残ってくれるのは嬉しいような。

でもミニシアターとしての気概が無くなったのであれば、

すっきり閉館してくれてもよかったよーな?

ちょっぴり複雑な気分。

 

 

そうそう。

行列店を見つけました。

飲茶とカスタードアップルパイのお店です。

次回はこちらも行ってみたいな。ニコニコ