種苗法騒動について。 | ねこまた日記

種苗法騒動について。

種子法、F1種についてのデマ、無農薬信仰の問題等について、農家の友人がとってもわかりやすくまとめてくれたので、情報シェアしますね。
彼女は農業のプロです。そして、ものすごい勉強家でもあります。
自分が栽培する作物については徹底的に勉強し、農家の方々と協議、情報交換し、疑問があれば自分で実験を行う、かなり徹底した人です。
まず、F1種について「F1種は子孫を残さない」というのが完全なデマである事をお伝えしておきます。
彼女はF1種を育てて種を採り、そこからF2種(F1種の種から育てた作物)を育てる実験をしました。
問題なく育ち、また種をつけたそうです。
今はFいくつ種まで育てているのかは聞きませんでしたがw
「F1種は子孫を残さない」これは全くのデマである事をご理解ください。


そして、彼女の感じている事。こちらは原文そのままで。

今回の種苗法騒動は、農業を知りもしない人達が「人を不安に陥れて自分達の思想を擦り込もうとする人達」にコロッと騙されて想像で好き勝手言っていて、とてもとても鬱陶しい、と感じています。
F1種については、人間の手で自然を捻じ曲げる事など出来る筈もなく、当然植えれば芽を出しますし、収穫も出来ます。(実験済みです)
グリホサートの除草剤、撒いても撒いても草は生えてきますし、生き物も死にません。
虫だらけです。
カエルもヤゴも元気に増えてます。


以下、彼女の言葉をまとめました。
人体への影響など、不安を感じていた人にはとても安心できるのではないかと思います。
政治思想に洗脳された方にはいくらわかりやすく説明しても「無かったこと」にされてしまうみたいですが(;´Д`)


・企業に種の販売が独占されて、企業は自分の利益しか考えていないから、消費者の身体の害など考えずにF1種なんて危険なものを売ってるニダー!!という事についてw。
 農業従事者と、そうではない人の、種苗法等農業法でいうところの「種」の概念が全く違う。
 農家が使う「種」は、安定した収穫と消費者への供給がなされる為に、発芽率が高く、健康に育つ物でなければいけない。
 何故種を商品とする業者が出来たかと言えば、理由はそれしかありません。
 一代で、病気にも虫にも負けない野菜を収穫する為に開発されたのがF1種です。

・無農薬農法信仰、薬はすべて悪いニダー!に対する警鐘
 真の自然を知らない人は、自然の「美しく優しく見える部分」しか知らないので、「そんなの不自然だ!!健康に悪い!!」と

 短絡的に考えてしまうでしょう。
 しかし、土の中にはありえない程沢山の病原菌、寄生虫や害をなす虫達が沢山沢山います。
 野生動物が運んでくる雑菌も相当なものです。
 また、植物は自分の身を守る為に、虫に食べられたり病気に冒されると毒素を出します。
 無農薬で虫の食った野菜が身体にいい、と、農業従事者では無い人は思っているでしょうが、一概にそうとは言えないのです。
 無農薬で育ったもの、例えば山菜等は、常に外敵と闘って育つので、身を守る為の毒性のある物質を多く含みます。
 それが俗に言う「アク」であり、アク抜きなくして山菜を食するのは危険です。
 「自然農法」の名の下に、周りに生える雑草もそのままにして成長した野菜にも同じ現象が起こるのではないかと危惧しています。
 農薬は、菌や虫から野菜が身を守るストレスを軽減させる為にあるものだと思うんです。
 薬が「悪いもの」だという角度(フィルター)から物を見てしまうと、全てが悪いもののような疑念が沸き起こると思いますが、
 そういう状態になってしまうと、自分の信じたものしか見えなくなってきます。
 漢方薬は植物をそのまま(乾燥させたり焼いたりもしますが)使っていますが、薬です。
 自然に生えている植物もありますが、今は栽培されたものが殆どです。
 その植物は「薬草」と呼ばれていますが、薬とつくからには毒なのでしょうか?
 (実際、漢方薬の中には毒草に分類されている植物も少なくありませんが)

・それでも農薬は悪ニダ!体に悪いニダ!日本の作物は農薬まみれで、そのせいで少子化が~!ガンが増えてfs;おあえjふじこ#”あvm、についてw
 農家が使用する農薬は、厳しい規制と収穫後の厳格な検査があり、残留農薬が基準値を超えると、その田畑全体から収穫された

 農産物が出荷停止となります。
 工場で1年かけて生産した製品が全て売る事も出来ず廃棄することになったら、どういう事が起こるでしょう?
 そんなリスクを負ってまで農薬かけ放題にする農家など居ません。絶対に。
 生体濃縮ガー!と言うのであれば、だとしたら農家の子は全て一人っ子か病弱になっていてもおかしくはないでしょう。
 実際には農家は、みんな元気な子沢山が多いです。
 農薬や薬がない時代ももちろん人間は生きて来ましたが、その頃と比べても、人間の寿命は長くなっています。
 新生児に関しては医学の進歩により、生存率が遥かに上がりました。


最後に、もう一つ。彼女の言葉を。

私には「自然派」という言葉がまやかしにしか見えません。
真の自然は人になど優しくはありません。


さて、みなさまどう思いましたでしょうか。
これについて反感を感じる方、否定される方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それはみなさまそれぞれのお考えなので、自由です。
こう思え!ちゃんと調べろ!などという強制はまったくするつもりはございません。
もし少しでも不安に思っている方が、農家の方の言葉を聞いて安心できたのであれば嬉しいですが。。。