一部抜粋してみましょう。
風の海 迷宮の岸 156ページ
景麒は真っ直ぐに紫蓮宮に向かうと、出迎えの女仙に退っているよう申しつけて、
奥の寝室に泰麒の手を引いていく。
(中略)
部屋の中の何もかもが夕陽の色に染まっている。
※イメージ画像
景麒は泰麒の手を軽く叩いて手を放すと、部屋の中央でわずかに顔を上向けて眼を閉じた。
※想像図
(中略)
声を上げる間もないうちに一頭の獣が姿を現した。
「アッー!!」(失礼、間違えました)
「・・・・・・あ」
ほんのわずかの時間でしかなかった。獣の身体に掛かった着物が音を立てて床に落ちる。
獣がわずかに上げた首を降ろして、泰麒を振り返った。
※想像図
ごめんなさい