W杯GL②日本×コスタリカ | photolife

W杯GL②日本×コスタリカ

ドイツ戦はいい意味で期待を裏切ったけど、コスタリ

カ戦は、悪い意味で期待を裏切ったような試合にな

ってしまった…。

 

日本はスタメンを5人入れ替え。怪我人やコスタリカ

との相性など、あれこれと事情があったのかなと。

 

      上田

相馬   鎌田   堂安  

  守田     遠藤

長友 吉田 板倉 山根

        権田

 

ドイツ戦と同じく、日本は前からガシガシとプレスに

はかず、ミドルゾーンちょい前あたりがプレスのライ

ンになっていた感じ。

 

もっとも、コスタリカにドイツほどの攻撃力があるわ

けでもなく、日本にとって怖ははさほどなかったよう

な。

 

が。そんな攻めあぐねるコスタリカのペースに付き合

ってしまい、日本も消極的なプレーになってしまった

印象が。

 

上田はボールがなかなかなかなか収まらず、鎌田も

らしくないミスがあり、いつものゲームメイクの冴え

がなかったと思う。

 

相馬の縦への突破はアクセントになっていたものの、

全体的に何なが何でも勝ち切る、といった熱量は感

じられず。


前半の途中から、3バックにして、ハーフタイムに上田

OUT浅野INで攻撃の活性化を図る日本。その後も三

苫、伊東と攻撃のカードを繰り出していく。

 

その効果はあって攻め込む時間も増えたけど、なか

なかチャンスをモノにできず。そうなるとサッカー

あるあるで、手痛い目に遭ってしまうのだ。

 

終盤の81分に自陣で吉田の、結果として中途半端に

なってしまったクリアを拾われ失点。

 

初戦でスペインに大敗して、もう後がないコスタリカ

に抗しきれなかったのだ。そのまま0-1で敗戦となり、

ドイツ戦の勝利がかすんでしまう結果に。

 

ドイツ戦の勝ち方があまりに劇的だっただけに、どこ

か緩み出てしまった、とは思いたくないけど。

 

コスタリカに勝てばグループリーグ突破が決まるのに、

勝ち点3もってるしドローでもいいという気持ちが出て、

積極性を欠いた言われても仕方ないかなと。

 

もうひとつのカード、ドイツとスペインの対戦は1-1に終

わり、全チームがグループリーグ突破の可能性も敗退

の可能性もあるという混戦に。

 

日本はスペインとの最終節に、ドローでも勝ち抜ける

可能性はある。

 

あるけど、疲労がたまっている選手や怪我で出場が危

ぶまれる選手もいるなかで、難しい戦いになるのは間

違いない。