法律とマナーを守って楽しい海外旅行、のはずが、いろんなトラブルが起こることがある。
海外での交通違反。
今回は、交通違反したときの違反金の払い方について書いてみます。
オンラインで支払えることが多いので、ちゃちゃっと払ってしまいましょう。
前回(↓)のお話の続き
現地の行政機関(市役所とか、そういうの)から、「国際追跡郵便書留」で手紙が来る。
赤いラインが物々しいい。
受け取るときは、宛名、間違えてないか、確かめましょう。
中を開けると、交通違反の詳細と、違反金の概略が書いてある。
今回の違反は、進入禁止違反。
たぶん、バスの後ろについて走ってた時に、
「バスのみ進入可」って書いてある標識があったので、そこかな、と思います。
この道は、バスは通っていいけど、一般車、レンタカーはだめよ、みたいな。
スペイン語標示を読んで理解したときには、すでにその道入ってた。
「あ゛~、やっちまった~」
そうね、そういうところに、しっかりカメラあるよね。
さて、
下のほうに、バーコードとかあるので、ここから入って
クレジットカードでちゃちゃっと払ってしまったらOK。
簡単でしょう?
裏面には違反金の払い方について、もう少し詳しく書いてある。
通常、56ユーロいただいています。
「しゃちょう~ん、もうちょっとやすくして~」
いますぐ払えば、半額でーす。28ユーロ。
1)クレジットカード払い
クレカで払うなら、このウェブページから入ってね。
ユーザーネームとバスワードは、これを入れてね。
ユーザーネームが、この違反のリファレンス番号。
受け取った側、行政が、どの違反のお金が振り込まれたかが分かる。
2)銀行口座振り込み
銀行から振り込む場合は、この口座からお願いします。
この説明文の下には、
「もし期限内に払わなかったら、ヒドイ目に合わせてやる」
と、いかにもコワそうな内容が続く。
クレカ払いは簡単だけど、手数料取られるからなあ、と、銀行振り込みにした。
Wiseを経由して、スマホでちゃちゃっと。
クレジットカードだと数パーセントの手数料がクレジットカード会社で取られるし、レートも悪い。
Wise口座残高(PayPay残高、みたいなの)から払うと、99円の手数料だけだったので、
それで払うことにした。
銀行振り込みとか、デビッドカードとか、手数料高いね。
先方受け取り金額を、ピッタリ28ユーロにしたい場合、
クレジットカード払いのWise送金はできない。
手数料とか、為替レートとか、計算ややこしいんでしょうね。
で、失敗したのは、スマホアプリで払っちゃったこと。
銀行口座振り込みなら、PCのWiseサイトから入って払えばよかった。
スマホアプリで払ってるときに、
「この支払いをしないと、罰金がかかるなど、脅されていませんか?」
という質問がでたので、正直に、
「はい、これ払わないとひどい目にあわせるといわれてます」
を選択したら、
「これは詐欺です、それでも払いますか?」
と、2回ぐらい、Wiseから強めの警告文がでる。
で、あせってしまって、大事な「リファレンス番号」を入れ忘れたままで送金してしまった。
「あ゛~、やっちまった~」(2回目)
仕方ないので、グラナダ当局に、メールを速攻で送った。
「Wiseの送金リファレンスなになにの支払いは、私のこれこれリファレンスの支払いです。
問題あれば連絡ください。」
メール送ったけど、ちゃんとやってくれるかな、心配。
うまくいかなかった場合は、
①グラナダ当局の開庁時間に、電話して交渉する。
②スペイン領事館にいって、陳情する。
の方法あるけど、めんどくさいです。
いやあ、クレカで払ったほうがミスなくてよかったかな。
最後に、もし払わなかったら、逃げられるか、と誰でも一度は考えることについて、
下記の記事が参考になると思います。
逃げられません。