日経平均、連日暴落ですね。
こういう時は慌てず、いずれ上がるのをまって準備しましょうね、という話。
野村証券の記事は、ざっとこんな感じ。
・日本株の動向
7月上旬は、ショートカバーによって、日本株は最高値を更新したけど、
7月中旬以降、対中政策リスクの高まりで、下落した。
・グローバルな影響
米国のハイテク株の下落が、日本株にも影響与えた。
・今後の展望
野村証券は、2024年秋以降に日本株への期待が膨らむ可能性があると予想している。
特に海外からの資金流入が期待される。
・評価要因
日本の賃上げ機運、企業統治改革、政治の安定などが、日本株の評価を支えるはずだ。
野村証券の営業マンが、株を売りやすいようにするために書かれた記事なので、
このまま受け取っていいか、疑問ではありますが、
今年の秋から株価が戻ってほしいですね。
つまり、これからしばらく、底値をうかがう時期になるということ。
残念ながら、しばらくは株価下落が続きそう。
今回の下落が、
「歴史的下落を引き起こしたなんとかショック」と呼ばれるのか、
「みんなびっくりするぐらいの大きめの調整」と呼ばれるのかわかりませんが、
過去の歴史的下落から、どれぐらいの期間で回復したか、調べました。
古い順に、
・リーマンショック
2008年6月の高値から、2009年3月の安値まで、51%下落
底値までは185営業日
半値戻しまで、さらに10カ月。
・チャイナショック
2015年6月の高値から、2016年2月の安値まで、28%下落
底値まで155営業日
半値戻しまで9カ月
・コロナショック
2020年2月12日の高値から、3月19日の安値まで、31%下落
底値まで25営業日
半値戻しまで32営業日
時代がくだるにつれて、底値までの日数、回復するまでの日数が短くなっている。
今回の下落が、上記に匹敵するような歴史的下落だと仮定した場合は、
8月末から年末ごろが底値
早ければ今年秋、遅ければ来年後半には、かなりもどってくる、かも?
おお、野村證券の記事とだいたいあいますね。
今回は、日経平均株価の連日暴落が、歴史的下落に匹敵するものだとしたら、
どれぐらいで底値になって、
いつごろ回復するのか、
過去の実績から調べてみました。
投資は余裕資金で。