よく見るアレ。
なんか、身分制度を連想させていやな感じ、はする。
一方で、アレがもてはやされるのは、やっぱりアレが何かと役に立っているからだ。
自分はここだ、とがっかりするのも、うれしくなるのも結構だが、情報は使ってなんぼ。
自分の今後に、将来に、有効に使ってみてはどうでしょう。という話。
つまりこれ。
出所は、下記
野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)
資料後半は、起業のススメ、みたいになっていて面白いです。
要約すると
起業するには、なんといっても家族とのコミュニケーションが大事。
金融機関も、頼りになるよ。
いいんじゃないでしょうか。
何歳からでも、起業はできる。
リスクもあるけど、富裕層、超富裕層を目指すには、ただの「会社員」=副業などほかの収入手段を持たない、では無理だという説もある。
(私も無理だと思います)
もう一方で、この図には、不動産が入っていない点も面白い。
銀行や証券口座には残高ほとんどないけど、不動産収入がバカスカ、バカスカ入ってくる人が、マス層に入っている場合もある。
さらにいうと、この図の影響を一番受けていそうな証券会社は、
金融資産=銀行口座残高+証券口座残高-負債
で計算している。
年金保険、さらにはiDecoも、「収入」に繰り入れて、「金融資産」には入れていない。
この証券会社から見たら、「すぐには現金化できない年金など」は、顧客からお金を巻き上げる対象にはならない。
眼中にない。
今すぐ現金化できて、自分のところの証券口座に入れてくれそうな資産、
だけを金融資産として計算している。
現金なものだ。
そう考えてみると、銀行口座、証券口座の残高、もっというとタンス預金など流動性の高い資産は、
だまされるとすぐに消えてなくなるリスクがあり、
不動産や年金保険、年金など、固定資産ともいえる資産は、簡単には奪われないよ、とも読める。
詐欺師はさらに先を進むので、絶対ということはないですけど。