母のシルバーカーデビュー | ねこねこカリカリ日和NEO

母が腰を痛め、ベッドで体の向きを替える度に顔をしかめている。

 

畑で鍬を使ったのがいけなかったらしい。

 

最近は鍬を使うのは兄に任せて草取りに専念していたのに、何を思って鍬を持ったのか。

 

「どんな痛み?」と聞いても痛みをうまく言い表す言葉が見つからないよう。

 

兄も私も腰の椎間板ヘルニア経験者で手術済み。

 

神経を圧迫される事から来る強い痺れ痛みは分かるのだが、漠然と腰が痛いと言われても

 

戸惑うばかり。

 

健康が取り柄の母にも老いが忍び寄って来たという事か。

 

腰が痛いと言っても動けない訳では無い。

 

軽い散歩ならした方が良いのではないかと思い母と二人でゆるゆるいつもの散歩コースを歩く。

 

支えがあった方が歩き易いだろうと亡き祖母が使っていたシルバーカーを納屋から出した。

 

朝の散歩に母を誘い、「マイカーですよ」とおどけて勧めてみた。

 

ハンドルの高さを調節していざ出発。

 

母のシルバーカーデビューの感想は、足は楽だが腰になお違和感あり。

 

いきなり良くはならないので痛みが徐々に和らいで行けば良いと思う。

 

これから寒くなるので温かくして冷えないように工夫しなければ。

 

2017.11.15投稿文