ニチモのキットの紹介の第3弾は、メッサーシュミット Bf109Eの1/48スケールのキットです。

【キットの紹介】
いつ頃開発されたかがよくわからないのですが、70年代に入った頃には既に模型屋の店頭に並んでいました。
そして遡ればキットを開発したのはマルサンで、マルサン倒産後にニチモが金型を引き取ったものです。
さらに元をただせば、モノグラムのキットのデッドコピーになります。
このように由緒正しいというか見事な骨とう品にも関わらず延々と販売が続けられ、ニチモ最後の日まで現役でした。

箱の中の状況です。

パーツの状況です。地球型の展示スタンドが、本体パーツより目立っている感じです。

機体のパーツはこれだけ。組み立てるだけならば、あっと言う間に仕上がります。

塗装の指示は、1種類だけです。


可動部は主脚とプロペラ、主車輪です。車輪を熱したドライバーで焼き止めするところが、時代を感じさせます。
パーツ数が少ないだけにすぐに組み上がるのですが、パーツどおしの合わせは所々悪い箇所があって
パテ不要とまではいきません。
外形はまあまあメッサーらしくは見えるのですがプロペラスピナがやや短いせいか、機首が若干寸詰まりに見えます。
またディティール表現が最近のキットと比べると皆無に等しく、パイロットだけのコクピット、仕切りのない空気取り入れ口、
コクピットが覗ける脚収容孔など、手を加える余地は無数にあります。
まあ、コピーの元がモノグラムだったことで、オーロラやリンドバーグのコピーキットよりは数倍出来がよく見えます。
今でも48の入門用に販売すれば、それなり需要があるのでは。。。とも思いましたが、斜陽の模型産業では
夢物語になってしまいますね・・・🐧