数年前から生活保護を受給している。
それが打ち切りの危機に陥った。
非は確かに自分にある。

受給開始当時は、うつ病・性同一性障害・過敏性腸症候群の治療の為にジェンダークリニック(性同一性障害も診てもらえるメンタルクリニック)に月一くらいで通っていた。お腹痛くなるのと、人目を気にしながら、頑張って通っていた。なにせ、貧困過ぎて、自力ではメンタルクリニックにすら通院できなかったから、念願のジェンダークリニックに通院出来て、嬉しかったのを覚えている。
私は「薬物療法に頼らない治療」をお願いしていた。なので、20分ほどカウンセラーとカウンセリングして、数分主治医と診察する、という形を取っていた。多分これが間違いだった。
カウンセリングってこんななの?という感じで、何の解決にもならなかった。
そして、約5年前からもう外出すること自体が怖くなり、カラオケやアニメイト、図書館などには行けていたのに、それすら出来なくなったのである。それに伴ってジェンダークリニックにも行けなくなったのである。

だが、5年前、4年前、3年前、2年前のケースワーカーは法律に定められた規定回数の家庭訪問が行われなかった。1度も来ることがなかった。とはいえ、毎年4月にある資産申告書などの書類を提出したあとの確認は電話でしていた。が、その時に通院の話などはなかった。この時点であれば、昨年度・今年度、急にケースワーカーが「就労もしない、通院もしないのであれば……」と言ってくるのはどうも納得いかない。
確かに就労するか、就労に向けて通院すること自体は生活保護受給者の義務ではある。そういう法律である。だから、遅くとも4年前にはそういう指導をしてくれていたら、頑張れていたかもしれないし、納得出来たかもしれない。でももう5年、近所のコンビニに行くのがやっとの生活状況である(夏場はゴミ出しすら行けない)。今更、通院できる気がしないし、通院したところで外出への恐怖心が小さくできる訳では無い。

つまり、
人生終わったのである。