シンプルなかたち | 開成ボーイのmadなdays

開成ボーイのmadなdays

人生は為したいことを為す手段であって、目的ではない。
生きる理由は、それしかその手段がないからである。

天気のせいで会う予定だった子にドタキャンされたので、今日は五月祭を早めに抜けて、かねてから行きたかった、六本木ヒルズのスター・ウォーズ展に足を運んでみました。

内容は…絵画など、でもまあこちらは本編ほど迫力や深みのある何かが得られるわけでもないので、そこまで見るべきものともいえないかもしれません。
ただ、ライトセーバーが洗練されたデザインであること…その実物大模型を通じて、これを体感できたのは収穫かもしれません。

この時に、チケットにいっしょについてきたのが、森美術館「シンプルなかたち展」の入場券だったのですが、むしろこちらのほうが印象的でした。

simple_shape

古代から現代にいたるまでの、とことんシンプルさを追求した芸術が陳列されているこの展示、興味深かった点は、とくに20世紀の芸術家が、
当時発達してきた航空力学(流体力学の一分野)をはじめとしたアカデミックな知見にインスパイヤされて、あれらの芸術を生み出してきたことと、
そして、これを見ればピカソの全てがわかる、と言えそうな、一連のステップに従った群作、牡牛です。

学芸融合の余地があると考えている私にとっては、このように学から持ってきて芸に生かしてきた先人の試みは先駆的であると同時に、しかしまだボーダーを意識させる一方通行(芸から学、とはならない)、という印象を受けました。
個々の作品は、シンプルさがウリなので、当然相当洗練されていました。…これぞ、学を芸に持っていくということ、複雑な自然を単純な法則で表すことの対応物、という印象を与えるものたちでした。

ピカソの牡牛は、ピカソがどうやってあの画風に至ったかというプロセスがよく可視化されています。
ピカソ(少なくとも戦前期)を知りたければ牡牛を見よ。
この一言に尽きます。

なるほど、ああやって行けば、ああいう風にシンプルになっていくほかはない…そう納得できます。
牡牛を見たら、もうピカソが訳分からんなんて言えなくなると思います。
それほど明確なステップでピカソが生まれていくんです。

さて、これを見て、私はもう一つ思ったことがありました。
最近貼っているマクロミルにせよ、ジョブセンスにせよ、私はもう少しシンプルに洗練された形でバナーなどを置くべきだったのではないか?

つまり、広告は強調したがるのが掲載者の心理だが、そこを抑えてシンプルにするべきなのではないか?

強調しすぎないほうが美しい分、印象も効果もよくなるのではないか。

こう考えたらさっそく実践してみたいので、
今日は、それを試して、キーを置こうと思います。
では、また、
see u! ;)

「いいバイトは、いい思い出になる。
最高のアルバイトは、ジョブセンスで。」

jobsense_banner_mem
公式委員会でアンバサダーの思い出バイト紹介中!


ちょっとした小遣い稼ぎにお勧めです。
マクロミルへ登録マクロミルへ登録