マイナーリーグ柴田匠さんの主催する企画WONDERGROUND通称ワングラ、もともとはATATAが匠さんの国家試験合格とお子さんの誕生祝いに企画した「柴田匠を祝う会」へのお返しとして2014年に一回限りの予定で行われた企画でしたが、豪華な出演者と、個人企画ならではの匠さんの人柄が溢れる最高にあたたかな空気に毎年開催を望む声が多く、お正月恒例イベントとして今回3回目の開催となりました。
今回から渋谷サイクロン(DEATH STAGE)、ギャレット(LIFE STAGE)の他に新たに渋谷ルビールーム(CHAOS STAGE)を加えた3会場同時開催となり、出演バンドも本編が23バンド、アフターパーティー4バンドの合計27バンドという大規模なイベントに!
3会場同時開催のため、自分が見たバンドのみになりますが感想を書いていきたいと思います。
①茗荷谷BOYS[DEATH STAGE]
トップは去年のワングラEXTRAで最大の話題をかっさらったガーリックボーイズのコピーバンド、茗荷谷BOYS!最初は初のオリジナル曲、茗荷谷BOYSのテーマでスタート!!ワングラ恒例のお客さんとの乾杯タイムを挟み、ガーリックのコピーを次々と投下!!前回同様お客さんにはガーリックアーミーの方々も多数おり、ステダイ続出のカオスなステージ!!前回は激セマで楽器の生音がダイレクトに聞こえるルビールームだったけど、今回サイクロンのPAを通して聴くと、各メンバー豪華で凄腕揃いなだけあって演奏のレベルが半端ない!
最後の「あんた飛ばしすぎ」は特にカオス!!めちゃくちゃ楽しかった!!
②deepslauter[CHAOS STAGE]
茗荷谷BOYSが終わりルビールームへ移動、こちらのトップはdeepslauter!!あの狭いルビールームがパンパンな中、「RIP OFF」からスタート!オサムさんは所狭しと暴れまわり、ヤスさんもキレッキレの全弦解放、それをリズム隊がしっかり支えながらもガンガン攻めてくる感じで、しょっぱなからハイテンションで踊り狂う展開に!!あの会場の独特な雰囲気と合わさって、ものすごくカオスでピースフルなライブだった!
③GOMESS[DEATH STAGE]
サイクロンへ戻り、去年の個人的ベストアクトだったラッパー、ゴメス君のライブを。彼の心の中をさらけ出すようなリリックが突き刺さり、今回も涙が出てしまった。確実に去年見た時より更に表現力も上がっていて、ヒリヒリとした空気の中の彼の発する言葉一つ一つに釘付けになるようなライブ。素晴らしかった。
④43K & ZZ[DEATH STAGE]
ワングラ皆勤賞の湘南の43K&cheapsongsと、ご存知横浜のヒップホップクルー、ZZ productionからサイプレス上野とロベルト吉野、STERUSSからベラマツ&KAZZ-K、DEEP SAWER、MIC大将、謎みっちゃんの合体ユニットいう、神奈川オールスターなメンバーによる生演奏ヒップホップ!このメンバーで盛り上がらないわけがない!!心地よいサウンドと、ヒップホップを知らない人でも楽しめるようなZZの面々のラップ、そして随所に仕込まれた(?)ネタの数々(笑)
正月のパーティーにふさわしい盛り上げっぷりで楽しませてくれました!
⑤ベッド・イン[DEATH STAGE]
今回のワングラの出演者発表で1番テンションが上がったのは実はベッド・インでした(笑)去年あたりからずっと気になってライブが見てみたかったセクシー地下アイドル、ベッド・イン!!
まず、セッティング中のマイクチェックでの「はぁ~ん」「あぁ~ん」の時点で既にブレてない感じが最高(笑)
ライブが始まり音が出た瞬間、ちゃんまいのギターの骨太な音が耳に飛び込んできた。音源は多少予習していたものの、音源だと打ち込みの曲が、生バンドだとすげーカッコいい!
曲はサラリーマンとOLが忘年会で歌ったら盛り上がるようなキャッチーさとバブル感に、パンクやロックのアングラ感を絶妙なバランスで合わせてて新鮮だし、パフォーマンスはエロさよりもカッコよさが前に出てて、かおりさんはめちゃくちゃパワフルな歌声とキレのある煽り、ちゃんまいはギターが上手いだけでなく、足を蹴り上げるような激しいアクションが物凄くカッコいい。バックバンドの演奏も良くて、特にベースが上手すぎ!
MCでは期待通りの軽妙な下ネタを次々とぶっ込み、アラフォーにはツボしかない80~90年代のTVネタ満載のセリフを随所に盛り込んだバブルトーク炸裂で笑いまくったw
荻野目洋子やSHOW-YAのカバーも見事なハマり具合で良かった!
正直、去年気になりだしてからもっと早く機会を作ってライブ見に行っておけばよかったと思うくらい、衝撃的で最高だった。
⑥THE 冠[DEATH STAGE]
冠さんは初年度のワングラにも出ていたので今回も凄く楽しみにしてました。ベッド・インからのめちゃくちゃ濃い流れwww
冠さんも素晴らしいエンターテイナーで、曲のカッコよさや歌詞の面白さ、MCの面白さと、絶対に飽きさせないし、何よりも演奏も歌も最高に上手いから説得力が半端ない!今回もシビれました!
⑦YATATA(ATATA)[DEATH STAGE]
今回ATATAは大さんが仕事でアメリカに行っているので、代打でdeepslauterのヤスさんをサポートに入れてYATATAとして出演。始めに大さんの謝罪の挨拶の音声が流されてからメンバー登場。なんと全員大さんの顔写真のお面!(笑)
更にお面を外すと全員メガネ!(爆)
立ち位置は大さんの位置にヤスさんが入り、鰯さんと金田さんが入れ替わり、下手側が鰯さんヤスさんの江戸川サイドに!
フロアは今までで一番お客さんが前に押し寄せる感じで、1曲目に「FURY OF THE YEAR」が始まるとダイバー続出の前方クソモッシュ状態!ヤスさんは青のリッケンを振り回し、結構きっちり弾きつつも所々で必殺全弦解放を炸裂させてキレ狂ってる!
そして「Reverberation」へ!あのベースが鳴り始めた瞬間にテンション上がってしまい、イントロで散らかしてしまいましたすみません!
立て続けに「Song2」。池谷さんヤスさんのブラー好きギタリスト2人のための曲。
そのギタリスト2人が向き合ってイントロを弾く姿が印象的だった「Lust Dance」から、
「1 NITE WONDER」では再びモッシュ、ダイブ続出!ヤスさんよく見るとコーラスもかなり入ってますね。
そして最後、鰯さんがパーカーのフードを被って前に出てきたということは…マイナーとの対バンでは恒例になってきた、「青い空」のカバー!!マイナーの匠さんと亨さんも登場して、ステージからはいろんな人が飛んでくるし完全なカオス状態で終了!!
⑧MINOR LEAGUE[DEATH STAGE]
サイクロンのトリはマイナー!「アイキャンスピークジャパニーズ」からスタートし、1曲ごとにTHRHの2人やベッド・インのかおりさんなど次々にゲストを招いたスペシャルなライブだったのですが、特にサイプレス上野&GOMESSをフューチャリングした新曲がとんでもなくカッコよくて最高!あの曲は早く音源が聴いてみたい!!
本編最後はスカフリのタクミさんとATATAのデンカさんを招いた「ぐるなに」のお祭り騒ぎで終了。
そしてアンコール、ATATAに続きdeepslauterのヤスさんがギターで参加し、その他出演者多数参加の「青い空」!!後半はお客さんもステージに上げ、完全に演者と客が入り乱れた状態で終了!
⑨UQiYO[CHAOS STAGE]
ワングラ本編の最後を締めくくるのはルビールームのトリのUQiYO。途中からだったのですが、世界観に引き込まれるようなサウンドとグッドメロディー。本当に今後フジロックに出たら夜のヘブンとかが似合うようなアーティスト。
最後に匠さんが多めにアンコールを要求してやらせるのもワングラならでは(笑)
美しく感動的なフィナーレ。
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そして、ワングラ本編は終了しましたが、この後ルビールームにてアフターパーティーが続きます。
10.ナベカワチエコ[アフターパーティー]
ATATAナベさんとKAGEROチエコさんによるユニット。去年のワングラではATATAがライブをしばらく休んでいた時期だったので本編で出演していて、今回2回目のワングラ登場。毎回おなじみユーミンのカバーなどもありましたが、なんといってもKAGEROのハギーさんもドラムで参加して演奏したATATAの「Star Soldier」が最高に素晴らしく、周りを見渡すと涙を流してる人がたくさんいた。ワングラ本編のATATAの時もスタソルはやってなかったので、このタイミングでのスタソルは本当にグッとくるものがありました。
LOST IN TIMEの「約束」のカバーも去年もやっていたけど原曲が素晴らしいだけあって物凄く良かった。
最後はユーミンの「春よ来い」。最後の大サビでシャウト気味に歌うのが超絶にエモくて最高でした!!
11.SUZISUZI[アフターパーティー]
YELLOW MACHINEGUNのカオリさん、ABNORMALSのIxSxOさん、WRENCHのムロチンさんらによるバンドSUZISUZI。気になってたバンドでようやく見る事が出来たけど、期待通りそれぞれのキャリアを感じる音で、めちゃくちゃカッコよかった!特にカオリさんの存在感が凄くて、イエマシファンにはたまりません!アルバムも出るみたいだし楽しみです!!
12.SABANNAMAN[アフターパーティー]
いまミクスチャー系で一番勢いのある若手バンドと言えば彼ら。レッチリやレイジ、コークヘッドヒップスターズあたりの影響を色濃く出しながらも2010年代の最新の音にさせているのはさすがとしか言いようがないです。半年ぶりぐらいにライブを見たけど、その間にレコ発ツアーなどを回っていたからか、明らかにライブのカッコ良さやグルーヴ感が増してた!深夜にみんな疲れ果てているにもかかわらず、メンバーよりも一回り以上歳の離れたオッサンの客達(自分含む)が暴れてる、というか暴れたくなる音を出してるのはマジで最高。
13.the Cavemans[アフターパーティー]
最後のCavemans、初めて見たけど最高に気持ちの良い音で、レゲエやファンクを基調にしながらもボーカルの甘い美声を生かしたバラードなど、深夜の深い時間帯にぴったりな音でステージを締めくくってくれました。
その後は恒例の匠さんのJポップDJで締め、朝5時過ぎに全員で記念撮影をして大団円を迎えました。
約14時間の長丁場でしたが、最初から最後までずっと楽しさしかなくて、毎回そうですが匠さんの人柄と人間味が溢れてるイベントでした。
鬼のようなタイムテーブルの被りにより見たくても見られなかったバンドも沢山あったし、どのステージも人がパンパンで移動も大変だったりもしたけど、それをカバーして余りあるほどの人間味や温かさがあるから、終わってみたら楽しかった記憶しか残ってなかった。
これは出演者の方々のブログ↓
RIDDLE平野崇尋さん( http://blog.livedoor.jp/riddle0929/archives/52163851.html )
ATATA( http://atataweb.com/yatata/ )
を読んで頂けるとより匠さんの人柄ややろうとしてることが伝わってくるかと思います。要は規模が大きくなっても個人企画ならではの人の繋がりが見えるイベントであり、実際僕らのライブ仲間がスタッフをやってたりもしていて、凄く身近にも感じるし、だからこそ無茶な部分があったとしてもみんな笑顔で楽しむことが出来るんだなーと思います。
ちなみに来年の開催とATATAの出演も決まっていますので(笑)来年もまた楽しみにしております!!!



