お薬開発の仕事をフルタイムでしながら、3姉妹を育てているワーママのセイコです^ - ^
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1.子ども時代に学んだこと
物心ついた頃の最初の記憶は幼稚園の頃。
父の仕事の関係でニューヨークへ行っていた私は年中さんの途中で帰国して
日本の幼稚園に転入することになり、母に初日はついてきてもらったことを今でも覚えてる。
特別に仲のよい友達がいたわけではないけれど、意地悪されたこともなく
良くも悪くも特別印象に残る記憶はない日々。
大人の言うことは理解していて、先生から怒られることはなかったけれど
運動が苦手で、騒いだりすることもなく大人しく静かに過ごし
分厚いメガネを掛けていたから、周りから見たらより地味な印象だったんじゃないかな。
振り返るとみんなの中になんとなくあるルール?(常識?)がよくわからない、理解できないと感じていて
だから、基本まず人の話を聞いたり観察していて聞かれたら自分の話をするけど
自分から話すことはほぼなかったから大人しい印象につながったと思う。
その中で大人の先生が言うルールはわかりやすく理解できたから話を聞いて
その通りにやっていったら小学校の勉強はどの教科も結果がでで楽しくなっていった。
くもんに行ったり、小4から塾に行ったり更に世界が広がり
知らないことを知ること、出来なかったことができるようになることは私にとって楽しいことだなと思っていた。
一方で学年が上がってくると、人と同じは嫌という思いと、もっと理解しあえる親友が欲しいと思うようになっていたけれど
同級生の考えていることは正直あまりよくわからず、距離があったように思う。
また、勉強以外の体育や家庭科、図工は言われたことがすぐには再現できず、できるようになるには時間がかかった。
言われたことに対してやらないとかやりたくないという選択肢はなく全力でするけれど
器用ではないから、頑張っても結果が出ないこともあると感じていた。
これは幼稚園のころからの積み重ねで、全力で取り組んだとしても人よりできないことが自分にはあるとかなり小さい頃から自覚していた。
だこら同時に例えば、足が速い人とか絵がうまいとか自分にはない輝く才能には純粋に尊敬の気持ちを持っていた。
また、自分の感覚と周りの感覚は何かズレがあると感じていたので、私はそのルール理解してもっと人と仲良くなりたいなぁと何となく思っていた。
中学は公立に進学したんだけど、そんな感じ出来ることできないことがある私をみて
親から中1の3学期に私立中学の編入試験を受けないかと言われた。
小6の時にも言われたんだけど、中学がどういう場所か分からず私立に行く意味がわからなかったから
公立に進学したけれど、1年通って私には向いていない場所と理解したから、編入試験を受け
中学2年生の4月から私立の女子校に編入した。
今までと違う環境を私自身は楽しみにしていたし、友達はすぐにできたけど
中学受験してなかったから学習面でのギャップが結構あったかな。
テスト毎に各教科の点数と順位、総合順位が出されて渡されたけれど
得意だった理科や数学は追いついたし上位に入れるようになったけど、勉強量が1年で違ってかつ苦手意識があった英語は全然だめだったかな。
私は小さい頃に頑張ってもできないことがある分、ずっと周りからもわかりやすい才能が欲しいと思っていた。
勉強で何か1つ飛び抜けるでも、絵でも、歌でも、ダンスでも、スポーツでも、容姿でも、社交性でも。
だけど、私は要領がいいわけでもなく、オールマイティにできる才能も特別得意な科目があるわけでもなく、勉強も上には上がいて特別な才能があるわけでもないなぁと
できる人たちへの羨望が間違いなくあったし、私は自分が中途半端な存在で自分には何があるんだろうとずっと考えていた。
そんな感じで中学を過ごし、高校に上がる中で私の中で楽しいと感じていた生物も学べて、資格を取ることができる単科の薬科大へ一浪して進学した。
大学は人との関係性が中学、高校から大きく変わったけれど、学ぶという意味では医療現場で活かすという視点の分野も入ってきて
成績がいい方というわけではなかったけれど、実際に活かすには?という視点や高校までより深く化学や物理は学べたことは楽しかったかな。
振り返るとこの学生時代は楽しくはあったし、進学校だけど成績が全てではない校風だから居心地は凄いよく環境には恵まれていたと思う。
そして、私は分野の基礎にあたることは理解できるけれど、研究をしたりして深めるということについては興味を惹かれたけれど
自分の得意・不得意の偏りにコンプレックスがあったのと、早く自立したいという思いが強かったので、
就職するときには、大学で学んだことを活かせる仕事につくということを考えて、お薬開発の仕事を選んだ。
2.現実社会で自分を発揮する
に続く