僕は進歩してない。

丁寧に積み上げた積み木の塔をいっときの冷静さを欠いて、蹴り飛ばしてしまう。


進歩どころか退行してる…。


もしこの世に「神」というものがいたとしても、そいつは人を救ってくれなんかしない。

きっと傍観者でしかないんだろう。



時間をかけて築いた積み木の塔を自分の手でぶっこわす、

そんな愚かな真似を観賞しているんだろう。

観劇会で客が舞台の上で繰り広げられるストーリーに口を挟むことができない、

いや口を挟む気すらしないのと同じように…。



積木の塔を崩そうと振り上げたこの拳を、ちょっと空から引き止めてくれるだけでいいのに。

「神」の力ならたやすいことだろうに。

僕が鉛筆を手にもつのと相違ない力で済むことだろうに…。


ああ、不条理だ。

北海道出身の人がこんなこと言ってたっけ。

「東京の冬は暖かくなんかない。下手したら札幌より寒い(笑」


どういう意味か聞いてみたところ、札幌は冬に雨が降らないんだとか。

降る雪も湿り気の少ないさらさらの雪で、コートに付いてもはたけば振り払える。


一方で、東京の冷たい雨、じめじめした霙(みぞれ)や雪はものすごく不快らしい。

濡れる手袋、マフラー、靴に悴(かじか)む手足、奪われる体温。


こういう話を聞くと、つくづく日本って広いんだなって思う。

北海道の冬。


今日は、英語一列の試験だった。


英語力落ちたな。

特に文章読解能力。聴解力に関してはそこまで落ちたようには感じないんだけど…。


なんだか、英文を惰性で読んでる、そんな感じ。

よくわからない部分は「こんな解釈で読んだら、俺にとって心地いいな、すっきりするな、賛同できるな。」って感じで読んでる。

要するに自分中心的解釈。


思う。人と話してるときもまたこれと同じことをしてる…。


真摯に向き合う姿勢に欠けてて、ついめんどくさくなちゃうところ。

いつもそうしちゃいけない、そうしちゃいけないと意識しながらも、ついやってしまう。


「人の話を聞いてない。お前は自分を主張するだけ主張して、他の人を尊重しない、自分勝手な人間だ。」


無意識のうちに「友情」というこれから育つ「芽」を若いうちに摘んでしまっているのかもしれない。

自爆して孤独になるタイプなのかな…。