武蔵小金井の手芸カフェまにあ~なの店長、ぺんぐいんです。
今日もブログにご訪問、ありがとうございます。
パターンの値段の話に引き続き、今日は仕事の値段について。
はっきり言って辛口です。クロいですよ。
このところずっともやもやしていて、
いろいろな人に話聞いてもらったりしたのです。
ハンドメイドを仕事にする人が増えてきて、
これからもしようとする人が続々いるようです。
そういう人たちにアドバイスしたり指導する人たちも増えてきて、
私も本を読んだり、セミナーに参加したりしました。
そこで必ず出てくるのが、「作品の値段」について。
ハンドメイド作品って安いって思われてるよね。
でも時間もかかるし、時給に換算したら安くっちゃやってられないよね。
もっと高くていいんじゃない?
と言ってますね。
ずっとこれには違和感を感じてきました。
高いのがいけないわけじゃない。
本当に価値のあるものなら当然です。
でもどう見ても
生地が余ってるから。
パーツが余ってるから。
テキトーに合わせました。
って感じの作品に価値は感じないし、
好きだからたくさん作っちゃった。
家に置いといてもただのゴミになるし。
というものは、フリマで売ればいいんじゃないんですか?
そこを○○作家と名乗って、
値段を上げようとしているのに違和感を感じるのです。
時間がかかったからと言って、
それはプロとしての時間の使い方をしたものでしょうか?
例えば縫製の仕事。
内職でやってごらん。厳しいから。
モノを作る場合、納期のある仕事をこなして
その中で作るものの質をあげていくこと。
これが技術を磨く、ということではないでしょうか。
お友達のジュエリー作家は、
ビーズやアクセサリーのパーツを組み立てるのに
しっかりと技術を身につけたいからと
アクセサリーの組み立ての内職をしていたそうです。
彼女の作品を作る時のアドバイスは適確で、とても参考になります。
納期のある仕事は、自分で早くできるように頑張らないと「時給」は
上がりません。
そもそも出来高制ですから。
でも急いで雑な仕事をしたのでは返品となり、やり直し。
場合によっては取引停止。
少しでもきれいに早く仕上げるのに努力、創意、工夫することが
仕事としての質を上げます。
今アクセサリー作家としてやっていこうという人の中に、
こんな努力をした人はどれくらいいるでしょう。
納期のない仕事で、自分の自由時間を使って
「これだけ時間かかりました。だからこれだけ価値があります」
なんて、甘いと思います。
だれだって自分の作品はいとおしいもの。
高く売りたいのは当たり前です。
でもこのハンドメードブーム、
なにか勘違いしてる人が多い気がしてならないんです。
「作る」という行為と
仕事について、
もう一度考え直してみてもいいんじゃない?
今日のHAEDはここまで。
6月18日(月) 10:00-12:00
アイリスボタン博物館見学 希望者はランチ会へ
とっても素敵な博物館です。
ぜひ一緒に行きましょう!
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