武蔵小金井の手芸カフェ、まにあ~なの店長、ぺんぐいんです。

今日もブログへご訪問ありがとうございます。

 

今日はちょっとマニアックな内容です。

 

既製服のパターンは、9号が中心であることはご存知だと思いますが、他のサイズ、7号とか11号、13号というのはそれぞれのサイズごとに製図しているわけではありません。

 

9号サイズを基にサイズ展開をしています。

 

ひとりひとりのサイズに合わせてパターンを引くオーダーのお仕立てとはそこがまず違いますね。

 

そのサイズ展開の中にも、いわゆるSサイズコーナーで販売されるものと、Lサイズコーナーで展開されるものはデザインが同じ服でも

パターンの成り立ちは違います。

 

例えば、〇ンワードさんの組×というブランドなどは普通のサイズの店舗とSサイズ、Lサイズと3店舗ありますから、そうじゃないかなと思います。

 

私がパタンナーとして最初に勤めていた会社も大手の婦人服専門のプレタポルテだったので

そうでした。所属されたブランドは、パタンナーだけでも20名いるような大所帯でした。

グレーディングの知識と技術は学校でも基礎は学びますが、そのブランドで叩き込まれました。

 

今は全てCADで起こしますが、当時もCADはあったものの、あまりに数が多すぎて急ぎのものなどは手で引いていました。

今の人には考えられないでしょうね。

 

CADができるからといっても、出力したパターンに間違いがないかどうかはパタンナーがチェックします。

そこではグレーディングの知識がないとチェックできません。

 

グレーディングやさんもチェックした後はもし間違っていても責任とってくれません。

なのでパタンナーにとってグレーディング知識は必須です。

パターンメーキング技術検定試験には3級から必須項目として入っています。

 

グレーディングは最初なにやら難しそうに見えますが、理論がわかってしまえばそんなに怖くはありません。

 

グレーディングの時に使われるのがネスト図。

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ソーイングをされる方は見たことあるでしょう。

いろいろなサイズがひとつのパターンに重ね書きされたものです。

 

まるで鳥の巣のように線が複雑に見えるので、ネスト図といいます。

 

ネスト図が理解できるようになるとグレーディングのチェックもできるし、自分でグレーディングして一度にたくさんのサイズのパターンを引くことができます。

 

誰々のパターン、というのではなく、いろいろな生徒さんやお客様のためにサイズが数種類必要、という時に便利です。

 

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まにあ~なの原型が完成しましたので、ネスト図を作って各サイズの原型を用意しました。

 

これから試着していただくトワルを用意します。

 

ここからご自分の好きな服のパターンが作っていけるようにただいま準備中です。

少しずつまにあ~なコレクションを増やしていきますね。

 

 

グレーディングの講座はパターンメーキング教室の基礎コースが終わった方が受講できるようにこちらも準備中です。

とても細かい作業になりますので、アドバンスクラスでのみお教えいたします。

 

あ、いじわるで言ってるんじゃないですよ。

本当に細かーい作業だし、パターンの知識がないとできないことなのです。

本気で知りたい方は、ついてきて!

 

 

 

 

 

今日のHAEDはここまで。

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