日本モデリスト協会の研修で習った、Tシャツのドレーピング(立体裁断)にトライ!
ドレーピング見たことない人も多いと思うので、写真入り解説します。

$M's Rythmn開店準備室
使用した生地は綿100%のニット地。スムース。96cmの輪編み。
4等分して前中心、脇、後中心にテープで印。

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前後の中心をボディの中心に合わせる。

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バストに高さがあるため、しわができる。
布帛の場合は、これをつまんでダーツにする。
ニットの場合の処理は次の方法で・・・

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しわがなくなるように脇の部分をカラダに沿わせる。
余っていた部分を襟元に持っていく。


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えりもとにしわを集める。ピンで固定。


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ショルダーポイントを決め、アームホールをテープで描く。


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少し縫い代を付けてくりを切りとる。肩線を決めていく。
脇の絞りを入れて、カラダに沿わせていく。

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前の肩線に後みごろを自然にのせ、後の肩線、アームホールを決めていく。


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襟元のあまりをギャザーのように分散させて、襟ぐり線を決める。


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切り替えの幅を決めてラインを入れる。

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切り替え布はヨコ地でとる。

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伸ばしながら決めた襟ぐりに沿わせていく。


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合い印を入れる。

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ボディからニット地をはずしたところ。左が襟ぐり、右が裾。


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襟ぐりのギャザーも平らに開く。
わきの絞りはピンを外して線を引き直す。
完全に平らな状態にする。

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紙の上に置いて、ルレットで黒い線を紙に写す。
襟ぐりが画面右側、左が裾。
パターンは左右対称なので、右身頃のみ作る。

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パターンに取り終えたところ。


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パターン完成。
身頃に合わせて袖のパターンをひく。
上のまっすぐなものは襟ぐりの切り替え布。

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パターンを基に生地を裁断

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完成品。

【検証事項】
襟ぐりにまとめたバストダーツ分のゆるみは、天然素材なら仕上げアイロンで消せると習った。たしかに消えたけど、襟ぐりの切り替えも横伸びする素材なので、いせるつもりが、逆に伸びてしまった!
切り替え布はかなり予め伸ばしておかないと、身頃の衿ぐりの寸法に持っていかれてしまう。

バストのゆるみをいせるよりも、ニットの伸び分を予めカットすることでバストのあまりも処理できるのではないか?

今回は素材選びが失敗!
メリアスのように裁ち端が丸まらないようにと選んだスムースは、横伸びが激しく、縫製しただけで大幅に寸法が狂ってくる。
横幅に持っていかれる分、丈の縮みが激しい むかっ

で、一度洗ったら、目一杯伸びてしまい、御披露目できない程のあらわな姿に。。。 しょぼん

でも脇からの綺麗なシルエット作りには、今後のパターン作りにおおいに約に立ちそう。

失敗も成功のもと。
試作を繰り返して、いいもの作ろう!

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