日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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比叡山の森を縫うように静かに下っていく坂本ケーブル。途中にひっそりと現れる“通過駅”と、山を貫くトンネル。観光客の賑わいとは無縁の、静かな山岳鉄道の時間がゆっくりと流れていきます。

 

 

 


 

前回までのお話

前回は、坂本ケーブルの延暦寺駅から下りケーブルカーに乗車したところまで。

駅名標(傾斜に沿った平行四辺形の木製駅名標)が印象的でした。
 

発車直後はまだ空席もあったけど、すぐにほぼ満員になって……さあ、これから下山の旅の始まりです。

 

もたて山駅

 

かわいい駅がみえてきました。

 ――屋根付き待合と古びた木製ベンチ、板張りのホーム。降りてみたかったなあと思わずにいられません。

この日は乗降客なしとのことで、ケーブルカーはそのまま通過。

 

駅名標は延暦寺駅より新しく見えました

 水平に取り付けられていて、傾斜地っぽさがあまり感じられませんでした。通過時の撮影はちょっとブレちゃった……残念。

補足の解説

この「もたて山駅」は、昭和24(1949)年開業。駅自体は現存していて、ホームや駅名標も確認できます。 ただし “通常は通過駅” で、乗降するためには事前申告(または駅のインターホンでのリクエスト) が必要。つまり、“秘境駅めあて”で乗るなら、その前提を忘れずに。

 

もたて山駅からほうらい丘駅へ

 

トンネル

発車後すぐトンネルに入ります。この区間、もたて山駅と次のほうらい丘駅のあいだが、ケーブル路線の中でも比較的距離が長めです。

 

行き違い場所(ターンアウト)

ちょうど中間点で、対向のケーブルカーと行き違い。私は反対側の席だったので撮れなかったけど、この“すれ違い”の瞬間はケーブルカー特有の見どころのひとつ。

補足の解説

坂本ケーブルは単線+中央の行き違い設備(ターンアウト)で運行。2両を“綱”でつなぐ方式なので、行き違い部分が唯一のポイントです。

さらにトンネル

 実はこの路線、トンネルが 2か所あるとの情報あり。途中で山肌をくぐる設計は、山岳ケーブルならでは。

 

ほうらい丘駅

 

駅名標

 森の中にひっそり現れる駅。深緑に囲まれていて、「秘境駅」の言葉がぴったり。

 

提灯?

 ホーム脇に“明かり”のようなものが見えて、一瞬「提灯?」と思ったけど、おそらく古い照明か案内灯。

 

この付近には、“霊窟(石仏群)” があるとの記録も。古の人々の祈りの場、そして戦国の歴史──訪れるなら静けさが似合う駅です。

 

補説明説明

ほうらい丘駅は昭和59(1984)年開業。もはや“観光目的の途中駅”という意味合いで設置されたもの。現在も駅は残っていて、ホームも確認可能。ただし通常は通過駅で、降りたい/乗りたい場合は事前の申告か駅インターホンでのリクエストが必要。

ケーブル坂本駅に到着

 
ケーブル坂本駅が見えてきました

坂本ケーブルの秘境駅めぐりもこれで終わりです。
 

ケーブル坂本駅の駅名標

 そして、坂本ケーブルの起点であるケーブル坂本駅に到着。これで 坂本ケーブルを完全制覇 です!

 

構内と乗ってきた車両

観光客の皆さんも乗ってきた車両を眺めています。
末端部にあるベンチはお猿さんの木工細工みたいになっていてかわいいベンチでした。 
 
駅舎内部

 駅舎は110年以上前の大正期の建築で、現在は登録有形文化財。大正ロマン漂う洋風木造2階建て建築が、山麓の玄関口にふさわしい存在感。

 

きっぷうりば

 自動券売機だけでなく、窓口もあり。途中駅までの切符も、ここで購入可能との案内あり。

 

駅舎

 延暦寺駅のような豪華さはないけど、木造の落ち着いた造りで、山旅のスタートにふさわしい佇まい。

 

これで、比叡山を越える“鉄道+ケーブル旅”はひとまず終了だけど、切符の有効区間はまだ、湖西線の比叡山坂本駅まで続きます。旅は、もう少しだけ続きますよ。

 

 

(令和5年9月撮影)

 

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全国私鉄乗り潰し率
 
坂本ケーブル(比叡山鉄道線)完乗です!
 
94.585%

94.610%

 

 

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