今現在、生徒たちの学年差が大きい。


なぜかわからないけれど、2、3、4年生は全員、しっかりと練習してくるので


本当にレベルも高い。


コンクール入賞者が多いだけでなく、グレード試験も高得点で合格。


すでに7、6級を持っている子、今年受験する子も多い。


どの子も、これも弾いてきた!と、宿題じゃない曲まで弾いてくるキラキラ


どれだけやったらこんなに弾ける?とびっくりするくらいの子も多い。




でも、今の5、6年生、中学生はばらつきがあって、全く練習して来ない子、


毎回きちんと練習してくる子の差が大きい。


それは、もう入った時からで、そこから 3、4、5年と経っても変わらない。



弾ける子達は、ショパン、リストと、どんどん意欲が湧いてくるのに、


どれだけ丁寧にレッスンしても、毎回真っさらな状態に戻ってしまう子がいる。


1週間、テキストすら開けないでくる泣


先週、すごい苦労して教えたのになあ…


なんて、すごく悲しくなる泣


どんな状態でも、何とか進めようと、出来るだけ丁寧にレッスンするけれど、


なかなか気持ちは通じないまま。


生徒としては全員可愛いし、出来るできないで差別もないけれど


もっと練習してくれたら、もっと上達するのに、なんでかなあ?


と歯痒い気持ちなのは確か。




どうして、練習する子としない子がいるのか、


そこがわかれば、今の幼児、1年生あたりのレッスンで生かしていきたいけれど


特に教え方が違うわけでもなく、本当に理由がわからない。



ピアノは習い事なので、練習するのは当たり前。


それが、高学年で分かっていないのは、やはり教え方が悪かったのだろうか。


幼児期に、きちんと練習する習慣をつけられなかったせいなら、


今の幼児のみんなには、きちんと練習するための


何かしらの取り組みをしないと…と思う。




ただ、この練習しない子達、練習しないのに


めちゃくちゃ音感が良いキラキラ


その場で片手づつ弾いてもらって、


じゃあ両手!と言うと、何となく弾けてしまうあせる


なおさら、もったいないあせる




今の幼児、1年生あたりは、かなり練習量のばらつきが大きいので、


このままだと、数年後には大きなレベルの差が出てくるなああせる


とちょっと思案中。



やっぱり親御さんの意識と協力にかかっているのかなあ…




若い頃、大手の教室で教えていた頃は、


かなり厳しいレッスンをしていた記憶がある。


待合室で聞いていると、どこの部屋からも先生の厳しい声が聞こえて


多分、自分自身もその中のひとりだったと思う。


それでも、やめる子はいなくて、


今よりも、音大に行くような子も多く育っていた気がする。


実際、そのまま音大に行ってピアノに先生になった子も多い。



今は、そんな厳しいレッスンをしたら、あっという間に全員やめてしまうと思う。


親御さんも優しいし、学校では優しい言葉が溢れている(のかな…)


家も学校も、怒られる、注意される、という環境じゃないので、


ピアノ教室で怒られるなんて事は、まあ有り得ない事なんだと思う。



まあ、もう年齢的にも、怒るとか(たまにはあるけれど…)


怒鳴るとか、そんなレッスンはしたくないけれど、


果たして子どもには、本当はどういうレッスンが良いのか…




もう40年近く教えているのに、まだ悩んでいるって…


どんなもんかね笑


音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜


家でこんな熱帯魚飼うの夢なんだけどね。


海水は難しいよね。


吉祥寺のドンキ🐟水族館みたいだよ。