数年前の12月に知り合いから手作りのシュトーレンをいただきました。
シュトーレンはドイツ発祥のパンのようなお菓子です。
クリスマスまで少しずつ切り分けて食べる事で
「あとちょっとでクリスマスやねー」
と、来たるクリスマスを楽しむようなのですが、我が家のクリスマスといえば、
『イブにチキンとケーキを食べて、子供達がサンタさんからプレゼントをもらうイベント』
くらいの文化でしか暮らしていなかったので、それまでそういうのがある事はなんとなく聞いていたけれど、初めてのシュトーレンを食べた時には、その美味しさと食べ方に感動したものです
毎年美味しいシュトーレンが食べたいなぁ〜と思いつつも、師走の忙しさになんとなく買いそびれてクリスマスを迎えてましたが、今年は娘(中3)が
「ひさびさにシュトーレン食べたいよねー」
だよね!
えー、そしたらどこで買おうかなぁー
と気にしていたら、たまたま近所のスーパーでパン屋さんがシュトーレンを出張販売していました!
しかもオレンジピールやレモンピールが入った、さっぱりめのシュトーレン。
甘いのは好きだけど、あんまり甘すぎるのも嫌なんだよねーと思っていた私にちょうどいい感じ!
早速買って帰って味見したら甘い中にサッパリとした酸味があってめちゃくちゃ美味しい〜いくらでも食べれるヤツ!
娘が学校から帰って来たので大喜びで食べさせたら
「え、なんか酸っぱい…」
「チョコとか入ったもっと甘いヤツ想像してたから…これはなんかちょっと違うかも」
そ、そんなぁ〜
結局娘は最初の一切れ食べたきりで手をつけませんでした。
めっちゃ美味しいのになぁ
と思っていたら、その後帰宅してきた高2の息子
「わぁ!シュトーレンやん!うわ、コレめっちゃ美味しいぃぃ〜!」
と大喜び。
それから毎日、美味しい、美味しい、と息子と2人で一切れずつ食べていたらクリスマスはまだなのにもう残りひとかけらずつになってしまいました。
今更また新しいのを買うのもなぁ…
というわけで、明日からは最後の一切れを更に削ぎ切りして食べたいと思います