コロナに感染して高熱が続き入院した義母の体調は、その後コロナは回復。

痰は詰まるもののそれ以上の悪化はせず、今は食事は取れたり取れなかったり。

点滴で栄養補給はしていますが、寝たきりの状態でだんだん弱っていく状況にあります。

主治医からは余命は1ヶ月程度との説明がありました。



義父はまめな人なので、近くの葬儀場を何件も当たってくれ、

「良さそうな式場の会員の手続きは済ませたよ」

と報告がありました。


会員に入っていると、会員価格(少し割安)で葬儀が行えるそうです。


義母はもう高齢で、施設に入ってからは友達付き合いもしておらず、葬儀は家族葬で行う事になりましたが、パンフレットに書いてある15万程度の会員価格には火葬場までの車代や僧侶に来てもらうお布施代、戒名代、食事代などは入っておらず、なんやかんやと足していくと結局100万円くらいはみておいたほうがいいんじゃないかという事になりました。


お墓については義父が本家の墓を継いでおらず義父自身は

「墓なんてワシは別に要らんけど、お母さんの遺骨をどうするかは決めないとあかんしなぁ。新しく墓を建てるか、どうするかはお前に決めてもらうわ」

と主人が決める事になりました。


「えぇ〜!それは急に言われてもすぐどうとは決められへんで…」

と主人。


「まぁ、すぐ決めなくてもええから、考えといて。」


と軽い感じでなかなか重い宿題を預かっていました驚き


お墓は管理するのが大変だし、いずれ息子に託されるけれど、息子が将来近くて生活してるかどうかなんてわからないし。


かと言ってお墓がなくなってしまったら、今みたいにお盆に親戚らと墓掃除に行って色々話をする機会はなくなってしまうのかと思うとますます親戚付き合いがなくなってしまうからそれもなんだか寂しい気もするし。


調べてみたら、家からそう遠くない所で樹木葬をしてくれるお寺を見つけたので、そこで永代供養をお願いするのも良いかな、という話になりました。


そちらは33年経ったら合祀されますが、それまでは個別になっているので、親族や友人がお参りしたければ行く事も可能です。

管理は不要なのでお墓の草むしりに追われる事はないし、お参りには行きたい時にはいつでも行ける。


義母の話でお墓について考えていましたが、私たち夫婦も、もしかしたらそういう形で最期を迎えるかもしれません。