1983年公開の映画『探偵物語』を観ました。

40年前の作品という事に今気付いてびっくりしています驚き



私は主演の薬師丸ひろ子さん、主人は松田優作さんがみたくて、随分前にテレビで放送されてたのを録画してたけど、なかなか観る機会がなかったんですよね


わくわくしながら再生すると、


「あ、コレ俺がみたかったヤツとちゃう…凝視


どうやら主人が観たかったのは1979年にテレビで放送された『探偵物語』だったらしいネガティブ


私も松田優作さんが出演してる全然違う作品が同じタイトルで2種類あると知らなくてびっくりでした。


でも始まると、薬師丸ひろ子さんの可愛さに最初から最後まで2人で

「薬師丸ひろ子可愛いなぁ、ほんまかわいいなぁ。」

と連呼ちゅーすっかり虜です。


今でも美人ですし、歌も上手いし、大好きな女優さんです。

でも、若い時のドラマや映画は観たことがなくて今回が初めて。


『木更津キャッツアイ』や『あまちゃん』に出てる時も、ふわっとした雰囲気の中に誰とも被らない存在感。

『探偵物語』でもすごく感じました。


ここからはあらすじとネタバレと感想です↓









主人公の新井直美(薬師丸ひろ子)はもうすぐ父親の住むアメリカに行くことが決まっているお金持ちの大学生。

家は大富豪。母親はおらず、家政婦の長谷沼(岸田今日子)にわがままを言ったり、夜遊びしては窓から帰ってきたりして奔放に暮らしています。

その直美の見張り兼ボディガードを頼まれた辻山(松田優作)。

あとわずかの日本での暮らしを楽しんでいる直美でしたが、辻山に邪魔されたりして最初は辻山の存在を疎ましく思ってましたがそのうち辻山の事が気になり出します。


古い映画なので、ヤクザや売春も出てくるし、松田優作もガンガンタバコを吸うし、若者はバイクに乗るし…

こういうの、最近のテレビドラマではあんまりみないですよね。


盗聴するシーンでは聴診器みたいな道具でカセットテープに録音したり、それを別のカセットテープにダビングしたりとか、ラブホテルの天井裏に裸のまま上がっていって他の部屋の人を刺し殺すとか、時代を感じるし、お話も今のタイプではなく、えー!って感じで面白いです。


終始

「あぁ、こんな時代やったんやなぁ〜」

と感じる映画でした。


原作が赤川次郎さんなので、どこか小説っぽい感じもあります。


観終わったあとは『ずっと読みたかった小説をやっと読んだ!』っていう感覚。

観れたことにとっても満足しました。


主人公の、背伸びしたい無邪気でちょっと無茶しすぎな女子大生が、恋を経験して事件の後には少し大人になる感じがすごく素敵なのでぜひ観て欲しい映画ですね!


エッチなシーンもヤクザが指を落とすシーンもあるので、小さいお子さんと一緒には観れませんけどねてへぺろ