2023年本屋大賞にノミネートされた町田そのこさんの『宙ごはん』が図書館の新書コーナーにあったので借りて来ました!



小学館のサイトでムービーも見れるし試し読みもできます飛び出すハート


でもショートムービーだけではこの本の良さは全部お伝えしきれませんね!


なんせ、めちゃめちゃ良かった。

最後は号泣〜泣


娘(中1)には

「目腫れすぎで、"デメキン"みたいになってるで指差し

と言われる始末。

半日くらい腫れは引きませんでした笑い泣き

今から読まれる方はハンカチ必須です!


ここからはあらすじ(ネタバレを少し含みます)と感想を少し。








主人公の『宙(そら)』には産んでくれたお母さんと育ててくれているママがいる…


この出だしでもう

「なんや、なんや。気になるぅ〜。」

です。

複雑な家庭環境なんだろうな、っていうのはわかるけど、複雑さは本当に少しずつしか明かされません。


宙が一話ごとに小学校入学、小学校高学年、中学生、高校生…と年齢を重ねていき、その時代ごとに周りの人達との関係を宙の気持ちを交えながら話が進みます。


自分が『普通』だと思っている事が本当は『普通』じゃなかったと気づく感覚。

自分が見て想像してたより、人は色んなことを抱えて生きているかもしれない。


この本を読むと、『世の中、色々我慢している人はすごく多いのかも…?』って感じます。


そして昨日より、人に優しくしよう!って思えるかも?


私も『やっちゃん』とまではいかないけど、誰かのためにできる範囲で力になりたい!と思いました。