こんにちは、ちびたです
先日の第一子出産時の続きです
部屋が薄暗くなって
閃輝暗点が出てきました
目の前に星が飛んでチカチカしてる感じ
その後私自身覚えていませんが、ナースコールを押していたそうです
ナースさんが部屋に到着して
部屋には主人とナースさんと私
その時
痙攣しはじめました
ナースさんは急いで主人を部屋の外に移動するよう指示し、Dr.を呼び
幸いにもこのナースさんはヘルプ症候群の患者さんを最近対応した事のある方で、すぐにヘルプ症候群とわかったらしいです
当直のDr.は運良く私の担当医
この先生はハイリスク妊婦担当の先生
持病持ちなのでこちらの先生に担当してもらってました
そしてこの時、夜勤のナースさんと日勤のナースさんの入れ替わりの時間帯で1番ナースさんやDr.がいる時
何人ものDr.やナースさんが私の部屋に出入りしていたそうです
部屋に到着したDr.はまず私の痙攣を止める注射？を打ち
赤ちゃんを一刻も早く出すため処置にかかりました
ヘルプ症候群になると妊娠の中断をすぐにするため普通帝王切開をするのですが、私の場合子宮口が全開でしたので経腟分娩に
ナースさんがお腹を上から押して
吸引分娩にて出産
痙攣を起こしてから9分後赤ちゃんが産まれました
そこからDr.が止血処理
ヘルプ症候群になると出血が止まりにくくなるためDr.も必死に止血
私の場合は子宮に何枚ものガーゼを詰めていました
このガーゼを詰める処置が痛くて私はここで意識回復
先生！！痛い！！
と叫ぶ私を無視して処置を進めるDr.
私もとにかく痛くて
先生！！痛いよ！
痛いってば！！
陣痛で一言も痛いと言わなかった私
でもこれは本当に痛かった
それでも私の悲痛な叫びはDr.に届かず、再び私は意識を失います
次に気がついた時は薄暗いICUでした
集中治療室
右腕には24時間測ってる血圧計
左腕には点滴
首からは輸血
口には酸素マスク
何かよくわからなかったけど不思議とパニックとかにはなりませんでした
輸血をする前にDr.から両親や主人に話があったそうです
採血の結果、ヘルプ症候群です
貧血の数値が危ないです
とにかく命を救うために輸血が必要です
輸血同意書にサインをお願いします
とにかく命を救いましょう
両親はこの言葉を今でもはっきり覚えているようです
ICUでの血圧計は度々異常を知らせるアラームが鳴っていて、ナースさんがよく部屋に来てくれてました
体を動かせる状態でもなかったのでナースさんが全て私の世話をしてくれていました
パニックにこそなりませんでしたが、出産後赤ちゃんに会えていない事が私には不思議な感覚と同時に不安に襲われました
赤ちゃんは元気だよ
ってみんなは言ってくれてたけど会えてなかったから
ICU2日目になるとナースさんが新生児室から赤ちゃんを連れて来てくれました
赤ちゃんを見ても涙を流すことなく、ただただ不思議な感覚でした
出産の記憶がないので産声も聞いていないし、本当に産んだの？って思ってたくらいでした
でも抱っこしたら
私が、赤ちゃん産んだんだなぁ〜
と改めて思いました
結果ICUに3日間普通の病棟に10日間入院
計13日間の入院でした
この13日間の間にも色々ありましたけど、本当にDr.とナースさんに感謝です
まだまだ書き足りないけどとりあえず第一子出産終了です
産後経過も後々綴っていきたいと思います