線維筋痛症は、直接、死にいたる病気ではありません。
しかし、その激痛からと、患者さんによってはうつの症状が出る方もいるため、自殺してしまう方がいるんだとか。
線維筋痛症とうつ病とは、また違うそうですが。
カラスの破片が体を駆け巡っているようだと表現されることもあるくらい、線維筋痛症の痛みは激痛です。
今は薬のおかげもあって、私は落ち着いていますが、まだ治療を受ける前は、その痛みがよくわかりました。
本当に、体が裂けるような激痛でした。
2007年に、日本テレビの女性アナウンサーが、線維筋痛症を苦に自殺したのが有名です。
出産後に線維筋痛症を発症し、その痛みからうつ状態にあり、自殺してしまったんだとか。
まだ幼い子どもがいたそうですが、その子を抱きしめてあげられないほどの激痛と戦っていたそうです。
不幸にも、このニュースが線維筋痛症を世の中に少し有名にしたそうですが。
ご冥福をお祈りするばかりです。
そして、お子さんが元気に育っていることを願うばかりです。
線維筋痛症を診ている病院によっては、カウンセリングを受けられるところもあるそうです。
また、線維筋痛症はアメリカでは10年以上も前から有名で、研究も進んでいるそうです。
日本の今の診断基準もアメリカのものを参考にしているんだとか。