6月18日、我が家の長女・あやかが20歳の誕生日を迎えました。
平成12年、西暦で言えば2000年のこの日、
いわゆる「ミレニアムベビー」として生まれたあやか。
その赤ん坊が、いつのまにやら20歳になるというんだから、
まあ光陰矢の如しとはよく言ったもんだわ!(^▽^;)
そんな節目の誕生日を迎えたあやかへのお祝いとして、1日遅れの6月19日(金)、
両親は揃って有休を取り、あやかとランチに行きました。
行先は地元で一番美味しい鉄人シェフのフレンチレストラン。
(ちなみに次女がいないのは、次女がフレンチが嫌いだからであって、決してのけ者にしたわけではありません)
結婚記念日の夫婦デートなどでたまに利用しているお店ですが、
我が子と訪れたのは初めてです。
そして、あやかにとっては人生初の本格的なコース料理を食べる機会でした。
ですので…
こんなことも初めて知ったあやかです。
あやかはノンアルコールながら、初めてのスパークリングワインを口にしました。
結構味は気に入ったようですので、いつかアルコール入りを一緒に飲みたいです。
オードブルは海の幸と季節の温野菜。
続きまして、スープ料理はエリンギのポタージュ。
と、できる訳のねえレベルで感動していたあやかでした。
魚料理はイトヨリダイのポワレ。
ふわふわに柔らかくて、
3色のピーマンのソースや、下に敷かれたリゾットとのコンビネーションが最高でした。
お口直しにライムのシャーベットを挟み…
メインは国産黒毛和牛のステーキに椎茸の肉詰めを添えて。
柔らかいわ香ばしいわ、正に感動の美味しさでした。
そしてこの後のデザートで…
あやかのプレートにはこんなサプライズが。
事前にお父ちゃんがお店に頼んで仕込んでたんですけど、
結構感動してくれたので、お父ちゃんもご満悦ですo(^-^)o
そして最後にお茶と焼き菓子で終了。
たっぷり2時間近くかけてランチを食べるのは初めてだったあやか、
コース料理を食べるときの時間感覚にはちょっと驚いていました。
さて、そんなあやかに、20歳になった感想を聞いてみたところ…
ま、本人はそんなもんかもねσ(;^_^)
けど、親にとっては「我が子が20歳になる」ってのは
かなり大きな節目なんだよね(^▽^)
やっぱり、赤ん坊から育てた子を、
大人として社会に送り出せるところまで育てたってのは、
「一仕事終えた」感みたいなもんもあるしね(^-^)b
あやかが生まれた日のことは今も鮮やかに記憶に残っています。
その日の夜、テレビで「となりのトトロ」をやっていたことも覚えています。
その後も、色んなことが鮮明に思い出せます。
いっぱい一緒に遊んだよね。
色んなところに一緒に行ったよね。
色んなことを一生懸命頑張ったよね。
もちろんいい思い出ばかりじゃありません。
中学の時、一時は物凄く関係が悪化したこともあるし、
ケンカして「クズ」と言われたこともあります。
大学受験の時はプレッシャーで心が壊れそうになり、
毎日のようにネガティブな言葉を連発するあやかのために、
家の中がぐちゃぐちゃになりかけました。
そんなあやかも、ひとり暮らしを経験して一気に成長し、
今や人との接し方や周囲への気遣いなどもなかなかのものです(^~^)
このままいけば、卒業して社会人になっても心配いらないだろうな、
と安心できるくらいしっかりしてきているあやかですが…
そんなあやかの過ごす今は、ご多分に漏れず、
少なからず理不尽なものです(´-`*)
そもそも、都会でひとり暮らしをしているはずのあやかと
こんな風に食事ができるのも、
訳の分からんコロナ騒動のせいで
大学が前期いっぱい閉鎖しているからですしね。
本来であれば、実家にいるのは3月下旬まで。
大学2年生の春を迎える前に下宿に戻り、
そこから5月にかけては
大好きなアーティストのライブ観戦三昧の予定でした。
そのすべてが、コロナ騒動のせいで狂ってしまいました。
帰省している間に大学は前期いっぱいの閉鎖を決め、
都道府県境を超える移動が制限されて実家に足止めになり、
予定していたライブも見に行けなくなり、
そして、4年間しかない貴重な大学生活の半年を奪われ、
キャンパスに立ち入ることすらできなくなりました。
6月からは高校も再開したので、
昼の間、あやかは話し相手もいない家にひとりきりになっています。
そのような状況ですので、恐らくあやかも心中色々と不安に思うことがあるでしょう。
そんな中でも、あやかは大学生の本分は疎かにせず、
毎日まじめに配信講義を受講し、リモート課題に取り組んでいます。
そんな姿を見ていると胸が詰まりそうになるんですよね、ホント…(´・ω・`)
今の経験が成長につながるとか、将来への貴重な財産であるとか、
薄っぺらい御託を並べるつもりは毛頭ありません。
あやかを含め、若い世代が失っているのは、
私たち中年のそれとは全く重みの違うあまりにも貴重な時間であり、
それと等価交換できる経験なんて存在しません。
「新しい日常」だ?
んなもん、失う時間に大した重みのない
中高年だからこそ口にできる戯言なんだよ!(-皿ー#
プラスワンのオプションでしかないリモートやオンラインを
優先的に定着すべき選択肢みてーに言ってんじゃねーよ!(ψ゚Д゚ψ
若い世代にとっては、元通り、乃至はそれ以上に何でもできる日常こそが
オンリーワンの日常なんです。
ですから、今はあやかが一日も早くこの理不尽な状況から解放され、
元通りの日常を取り戻す日が来ることを願っています。
あやかが下宿に戻っていき、
家の中が一気に静かになってしまい、
話し相手がいなくなったゆうなが不機嫌になり、
お父ちゃんも事あるごとに言い知れない寂しさを感じてしまう、
そんな日常が戻って来ることを待ち望んでいます。
20歳おめでとう(´∀`)
しっかり者で見ていて安心できるほど大人になったし、
とうとう法律上も大人として扱われるようになったけど、
親くらいはもうしばらく子ども扱いさせてもらってもいいよね(o^-')b
(イラストでも頑なに胸の膨らみは描かねーよ^^b)
社会に出て「本当の大人」になるその日まで、
一日でも多く楽しい日々を送れることを願っているよ。