与えようとばかりして、貰おうとしなかった。なんと愚かな、間違った、誇張された、高慢な、短気な恋愛ではなかったか。
ただ相手に与えるだけではいけない。
相手からも貰わなくては。
考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく。
人生を知るには、たくさんのものを愛することだ。
愛は永久不滅なもの。姿かたちを変えることはあるが、本質は決して変わらない。
誰かに恋をしたならば、それは相手のせいだ。誰かを憎んだならば、それは自分のせいだ。
美しい景色を探すな。
景色の中に美しいものを見つけるんだ。
このまま行けと、僕の中の僕が命じるんだ。
何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。
神を知る最善の方法は、多くの物を愛することだ。
大事は寄せ集められた小事によってなされる。
私は、自分の作品に心と魂を込める。
そして制作過程では我を失う。
私はあるがままの自分を受け入れてくれる
ことだけを望む。
私はいつも、まだ自分ができないことをする。そのやり方を学ぶために。
私が生きていると感じるのは絵を描いているときだけだ。
私はただ自分を追求するだけだ。他人の評価など気にはしない。
私には、好きでもない仕事をしてるあなたのほうが、狂っているように見える。
あなたのインスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。模範の奴隷になるな。
もし君が本当に自然を愛するのなら いたるところに美を見出すだろう。
99回倒されても、100回目に立ち上がればよい。
絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている。
自分の中で一度燃え上がった想いというのは、止めることが出来ない。
始めるということは、おそらく他のどんなことよりも難しい。しかし、気持ちを持ち続ければ上手くいくようになるものだ。
偉大な芸術家は単純化するんだ。
芸術とは人生に打ちのめされた人への慰めだ。
今は絵を描けないという心の声を聞いたら、なんとしてでも描くんだ。そうすればその心の声は消える。
内なる声が「おまえには描けない」と言ったら、何としても描け。そうすれば何も言わなくなる。
運命に耐えているとき、そこに真理が見える。
人の心は海のようだ。嵐もくるし、潮の満ち引きもある、非常に深く、そこには真珠もある。
結果が良くても悪くても、運が良かろうと悪かろうと、何もしないよりは何かをした方がよいのだ。
悲しみは、永遠に続くことだろう。
人間が生きる限り、死人も生きているんだ。
ごくありふれた作品に対してでも、ある程度は敬意を示し、表現していることを認めるべきだ。たいへんな労力をかけなければ、その程度にすら到達できないのだから。
絵を描くのは、人生に耐えるための手段だ。泣かないでくれ。ぼくがしてきたことは、ぼくたちにとっていちばんいいことなんだ。どうしようもないんだ。
ぼくはこの憂鬱から絶対に逃れられない。
普通であるというのは舗装された道路のようなものだ。歩くのはたやすいが、そこに花は生えない。
退屈で死ぬより情熱のために死ぬ方がましだ。
「絵になる風景」を探すな。よく見ると、どんな自然でも美しい。
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ。