題を見ると、衝撃を受ける方もいらっしゃると思います。
サバイバル漫画です。
この自殺島、昔でいいますと姥捨て山です。
国は社会的弱者にこれ以上税金を使いたくないと、放棄し、何度もこの島に送られる者は自殺島と言われる通り、自殺未遂を繰り返しております。
そして何度も救急で運ばれる当事者に、医師から、生きるか死ぬか選択させます。
そして死を選んだ者が送られる島でございます。
様々な理由で死を選んだ人がいます。
この島に送られた以上、本能的に生きていかなくてはいけません。
中には自死を選択する人もいます。
この光景が多いので、ネガティブな感情に引き込まれ同じく亡くなる人もいます
それを見た主人公たちは心苦しい思いをします。
亡くなった皆を埋葬します。
生き残った者は者同士、まずはどうするか
過ごすことを決めます。
そんな中、島内には動物がいることに主人公は気づき、狩りに出ることにします。
そこから、命とはなんだと考える機会が増えます。
著者の森さんの豆知識もあり、勉強になります。
私は物心ついた時に「なぜ自分は生きているんだろう」とずっと考えておりました。
ですが、私は産まれる前から仏教徒で、歩んでいなかった私は真実を知らないまま生きておりました。
目の前に答えはあったのに・・・
本作の中で印象的に残ったのは、人も自然の1部だということ。
人は生き物の中で1番の力があると信じ込んでいますが、それは仏、神であり、自然には勝てません。
どこかの国では天気を操ろうとしているものがいます。
赤ちゃんの頃から動物の命を無意識に頂く、ただの物として
私はいつしか、ヴィ―ガンに興味を持つようになりました。
ですが、まだ社会で気軽に食べられる場所は限られ残念です。
ですが、本作のように命のありがたさ、本作の最後に生きる意味とは、答えを出す主人公ですが。
漫画のカバーに森さんの言葉がございます、何気に響きます。