最近のこと | 東京人在上海(上海の東京人)
*←こちらの記事によると、

・3月下旬に入って明らかに増加ペースが上がっている。累計感染者が1000人になるまで65日を要したのに、1000人を超えた後、2000人に到達するまでわずか11日だった。

・半月遅れで米国やスペイン、ドイツと同じような感染爆発の入り口に差し掛かっているのかもしれない。

・一人ひとりの自覚が問われている。

本当にそう思う。

3月下旬から感染者が増加ベースなのは、2月中旬以降も自覚のない感染者が動き回っていたためと思われる。

↓こちらは中国の感染者情報。

2月下旬にピークを迎えた後、急激な増加が見られないのは、1月後半から警戒態勢に入ったからだろう。

自分の行動を振り返る。

・1月の最終週、香港の友人がマスクを送ってくれと言ってきた。私も外出には必ずマスクをするようにした。
→サーズで痛い目にあった香港人が警戒を始め、私もつられて気をつけるようになった。この頃、日本人はまだ完全に他人事モード。

・2月に入ると日本でもマスクがほとんど手に入らなくなった。不要不急の外出は控えるようにした。
→マスクが買えないのは日本人も警戒を始めたからだと思ったていたが、実際は中国人による買い占めのせいだった。

・2月の中旬を過ぎると、台湾や中国の友人から日本は大丈夫かと心配されるようになった。頼りになるのは自分だけなので、自衛を始めた。
→中国の感染者は増加の一途、日本もクルーズ船の感染者によって警戒が強まると思われたが、実際はこの時点での警戒が足りず、3月下旬からの感染者増加につながっているのだろう。私自身は2月下旬以降、食料と生活必需品の買い物以外は巣籠もり生活をしている。

日本ももっと情報を開示して、人々の警戒を高めるのに使うべきだと思う。

↓中国は①現在治療中、②陽性だったが症状が出ていない人数、③新規感染者数(確定するまで①に入れず保留)、④重症者数、と細かい項目が数時間毎に更新され、都市別に感染者発生マップが随時更新され、その付近のショッピングセンターなど人が集まる場所に近づかないよう注意喚起している。







↑米国やヨーロッパが大変な状態になって、やっと一般の日本人も自分のこととして多少、警戒するようになったが、もっと早くから中国の情報に注目していればこんな事態にはならなかったはずだ。

日本人は中国のことは全く信じてないので、完全に無視。先ほどの感染者情報だけ見ても、中国の方が日本よりよほどきちんとしている。「日本は大丈夫」と根拠なく思っている人はなんでもいいので、外国語を一つ習得して日頃から日本以外の情報も見た方がいい。