【あさのつだを見守る会】vs.ポルトガル | みつぼしをこえてーglory for the fourth star

みつぼしをこえてーglory for the fourth star

サンフレッチェのことをうだうだと。広島のグアルディオラ(確信)森保一と紫の戦士たちの歩みとともに。




U23世代欧州最強とのウワサのポルトガル代表…の、U20代表との対戦となりました。ヽ(・ω・)/ズコーという感じなのだが、どうやらもともとトゥーロン国際大会はU20世代の由緒ある国際大会だそうで、五輪開催年だからということで年齢制限が上がっているのだそうな。ヨーロッパでは6月からEUROがあるので出してないのかもしれない



DFラインがもうこの4人しかいないんじゃないかというピンチ(結局カメックスもケガだそうな)のわりには遠藤がACL優先でいないので緊急事態に対する選手の回し方のリハーサルともならなそうだし、対戦相手の年代もマチマチだしで見る方としてはいまいち”五輪のリハーサル”としてのテンションがぼやけてしまっている今日この頃であるが、そんなことは関係なく今日も元気に浅野拓磨君スタメンである。正気か。






◆総評



南野合流のおかげでパラグアイ戦よりも攻撃のバリエーションが増えたものの、ポルトガルのシステマティックな連動との差が色濃く出てしまった。打開策の見つからないままに二列目をポルトガルに崩され、フリックアウトからのボレーが見事に刺さり先制を許してしまう。コンパクトでプレスバックのきっちりとしているポルトガルに対して浅野拓磨君が無理やりターンからのポスト強襲を見せたくらいしか見せ場がない前半であった。おおもう…どっちが年下なんだ…



野津田岳人を投入した後半はパラグアイ戦同様”気持ちを見せる”中央集結とSB単騎特攻、そこからの追いすがるようなトランジションで圧倒したものの、スクランブルから野津田がPAでのドフリーのチャンスを2度迎えるも上に外し、浅野拓磨君も外し、と南野と大島の広い視野によってあさのつだに絶好機が集まるもすべてフイにしてしまいそのまま追いつかない程度の反撃となってしまった。なお、浅野拓磨君は70分あたりでケイマンと交代している






◆未来へ



南野と大島は流石の質の高さ、格の違いというものを見せていた。ボールのもらい方と相手を動かす持ち方、パスが揃っているし、ボールを奪うタイミング、セカンドボール判断についても抜けていたと思う。ここに中島が加わればなんとかなりそうではあるが、いかんせん単純な体の大きさで押しまくられる危惧しかないので難しいところ。ようやく再現された「型」が現れたのでちょっとほっとしている。まあ、その型というのもSBがガッツでクロスを放り込むかワンツーサッカーするかの二択しかないのでちょっと大変そうなのだが、ともあれ、中央で持ってSBをフリーにして勝負に入る、という流れが淀みなくあらわれていた。


いずれにせよそうやって生まれたチャンスを決めるだけ担当だった野津田、浅野両名がこれだけ外してしまうと話にならない。五輪は中2日だからどんどん出すしやれるやつしかいらないとハーフタイムに手倉森監督のインタビューが流れてたのではじき出されないようにがんばってほしい。今のところOAに押しやられる未来しか見えていないぞ…w


とはいえ、ケガをすると元も子もないのでまずは無事に2試合をこなしてくれたことに感謝している。今回もまた大きくて強い選手とバチバチぶつかり、オフサイドラインを駆け引きして勝利を収めた浅野拓磨君が見られたので満たされたのであった。あとはチームを勝利させるだけ