【対戦情報】FCソウル―奇縁、因縁 | みつぼしをこえてーglory for the fourth star

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サンフレッチェのことをうだうだと。広島のグアルディオラ(確信)森保一と紫の戦士たちの歩みとともに。






◆クラブ情報



ACL対戦情報第二回はFCソウル。第1戦ではアウェイでブリーラムを6-0と一蹴し、一気にGL突破を有力にしています。


2年前森保さんのACL初勝利となったチームであるとともに、衝撃的なシミュレーションで得た勝ち点1で息を吹き返してGLを首位突破するとそのまま川崎フロンターレを下してしまい、悔恨の強く残る試合となった相手でもあります。


さらに昨季途中より元広島の高萩洋次郎が加入しており、その高萩の1G1Aの活躍で国内カップ戦を制してACL出場権を獲得してやってきました。なんという奇縁か…w火曜日の真昼間という完全に興行を放棄している時間帯ですが韓国では3・1独立運動のあった日で祝日となっているようですね、失礼しました非常に楽しみな対戦相手です。


補強は結構入れ替わったようだが北京から帰還した大型だがテクニカルなダミヤノビッチのタメとブリーラム戦4得点アドリアーノの補完関係はかなりよさげ。知らぬ間にチャドゥリが引退してた。







◆基本布陣








※第1節ブリーラム戦布陣 表記は公式のものと異なる場合があります













基本的に3センターの3-5-2。人数がそろっていれば3センターのスライドは早く、5バックでシャットアウトします。攻撃の際はフリーのCBからの持ち上がりや逆サイドのCF、CHの動き出しに早めに合わせ、ミスマッチをシンプルに活かした切れ味のある攻撃を見せています。


中盤に3人しかいないのでとセントラルハーフが突出しやすく、攻守の切り替えのシーンでサイドのスペースをよく攻め込まれています。ブリーラム戦も先制までは結構なヒヤヒヤシーンが続出していました。ソウルの戦いぶりを見るたびに広島も3センター…という妄想に冷や水を浴びせられる思いがw


ただ、その場合も水際の守備からの2トップのうちオープンなサイドのFWをめがけた高速カウンターがよく見られ、昨年の鹿島なんかはこのパターンにやられていました。たぶん織り込み済みなんでしょうかね。勝負所の冷静さが非常に印象的なチームでした。



2014年には広島との対戦ではあっさりとボールサイドとその逆サイドに振られて炎上してしまったので4-4-2に直してハイプレスとSBの攻撃参加で殴りに来ていました。シミュレーションで勝ち点2を失ったとはいえ、2014のACLの中で一番内容も結果も良かった対戦相手ですが、まあたぶんメンバーかなり入れ替わってるのでほぼ別チームになってそうです




山東の試合を見て今回はどうでるか分かりませんが、そのまま3-5-2に入ってくるのであれば、おそらくうまくサイドのスペースではがせるのではないかと思います。問題はこちらも本懐は中盤に人などおらぬサッカーであるところで、3試合連続でカウンター一発を止められないままでいる部分。基本的には動きすぎずに90分を耐えてほしいですがどうなるか。采配で出せるメッセージは限られるのでちょうどスタジアムも静かでしょうし(笑)声を出し合ってほしい。



山東戦も先制まではうまくいっていたのですが、勝ち点3のプレッシャーだったのでしょうか。というオチになってしまったので、今度はアウェーですが取り返さねばなりません。今回も負けるようだと山東がブリーラムに勝った場合実質ACLは終了ということになるでしょう。まだ3月なのにそれは嫌だw 引き分けで首の皮がつながり、勝ちでやっとスタートラインに立てるといったところという厳しい状況ですが、これまでもピンチに結果だけもぎ取って巻き返してきたので今回もいい意味で繰り返したいところです