先日のこと。寝る前の舌下錠を口に含みながら、長男が「ねぇ、なんか過酷すぎるんだけど。つかれたー」とつぶやいた。


「そうだよね、無理もないよー。早く寝なさい」と頭を撫でる。


長男は運動が好きではない。

世の中にはまず身体が動くタイプと、理論から入るタイプがいると思うけれど、明らかに後者だ。足も遅くて基本インドア派。毎年のように「運動会は休む」と言っているし、今年も相変わらず「運動会は休む」と言っていた。


そんな会話をした翌日、帰宅するなり「ママ、応援団になりたいんだけど。日能研のある日、練習でちょっと遅くなってもいい?」と話しはじめた。

「へぇ!応援団に。いいんじゃない。なるべく早く帰ってきてね。あまりにも遅くなりそうな日は迎えに行くよ」と答える。


去年は「運動会休む」と言いながら、気がつけば運動会の実行委員になって、はじめの挨拶までやっていたことを思い出す。そして、放課後の応援団の練習が始まった。



その数日後。

「合唱団に入りたいんだけど。ママ、あのプリントどこやった?」と騒ぎ出す。

合唱団募集という文字を目にして、なんともいえない予感がしてちょっと隠しておいたあのプリント。捨てなくてよかった…と思いながら、長男に差しだす。

「これ、絶対入る!もし入るんだったら、明日から体験で来ていいって。いいでしょ!」と、長男が語気を強めてくる。


四年生から入部可能となる合唱団は、とにかく朝が早い。朝練のため、普段より40分は早く家を出なければならない。月に数回、土曜も朝から3時間ほど練習がある。

今でさえ、朝はバタバタしてるし、睡眠時間が短くなり気味なのに、これ以上やること増やしてどうするの、と心配する私。一方、やると言い出したら聞かない性格の長男は、まったくひかない。


「じゃあ、絶対に、朝は今までどおり勉強してから、合唱団の練習に行くこと。今までどおりできないんだったら、合唱団はやめるんだよ」

「おっけー!」


大丈夫かな、疲れすぎるんじゃないかな、という私の心配をよそに、その翌朝から5時半起きの生活がはじまった。

自分で目覚ましをかけて、「ママ、おはー」と、のそのそ起きる。計算マスターを1ページ解いて、ご飯を食べながらもう一教科に取り組む。末っ子たちがむにゃむにゃと起きてくる頃に「じゃ、行ってきまーす」と明るく出掛けていく。


長男は赤ちゃんの頃からショートスリーパーではある。とはいえ、その週末はさすがに「過酷」と口をついて出たようだった。


しかし、今週になるとまったく弱音もはかず、早起きも続いている。朝の勉強への取り掛かりも、今までよりもむしろスムーズ。

さらにいうと、夜の寝つきがすこぶるよい。いい具合にエネルギーが発散されているのだろう。


今のところ、応援団も合唱団も、長男の生活に思わぬ効果をもたらしてくれている。どうしても私の方が「勉強の時間がー」と気を揉んでいたけれど、四年生の今は、違うアプローチもあったんだなと気付かされた。


こんな生活をいつまで続けられるのかはまったくわからないけれど、とはいえ、応援団の練習に、合唱団に、と新しいことだらけの毎日をほんとによくがんばっているなと思う。


今回の育成テストは、どんな結果になってもあんまり言わないでおこう、と自戒を込めて、このブログにしたためる。

(あんまり言わないってどれくらい言わないんだろう、と自分でも疑問に思っているけれど泣き笑い



計算力の要。毎日1ページ


わがやは3年からスタート



基本問題、白地図はテスト前にはかならず!

今回は一周しかできていないけれど…






朝の時間短縮と歯の健康のために、長男も電動歯ブラシデビュー


とてもよいので末っ子①にも購入。こっちには柔らかモードがついている





忙しい平日に、自宅でコピーやプリントアウトできることの素晴らしさを体感中。この前のzoom中、お茶こぼしたけどすぐにプリントアウトできたのもよかった。



長男おすすめ。村上春樹やカズオイシグロが好きなひともぜひ


豊島岡の入試にも出たそう



問題集にあって面白いた買った本



これ、またやろうかな、と長男が言い出した。地道に記述力がついていく「ふくしま」式