大神神社の摂社 桧原神社。
奈良県桜井市三輪
御祭神 天照大御神
第10代崇神天皇の時代、疫病が流行り 人心が荒れ
国を治めるのが難しくなりました。
それまで 天照大御神と倭大国魂の2柱の神を皇居にお奉りしていたけれど
天皇はそれで国が荒れるのではと思われて
天照大御神を 豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託して
この三輪の地「笠縫邑(かさぬいのむら)に祀らせたのです。
※豊鋤入姫命は崇神天皇の皇女
よってこの地は元伊勢と今に伝わっています。
大神神社から山の辺の道を北へ歩いて20分。
気持ちの良い道です。
わらわらと参拝者さんたちが歩いてらっしゃり、平和~な道ww
無料駐車場もきれいに整備されて停めやすいようですが
道が狭く、私の運転ではとっても無理!と判断して
大神神社の無料駐車場に車を停めて歩きました。
桧原神社は三つの鳥居が柱を共有している「三ツ鳥居」
「三ツ鳥居」は「俗世間」と「神域」を分けるため。
三ツ鳥居の奥には神籬(ひもろぎ)=神が宿る木が植えられていますね。
一般的な鳥居とはここが大きく違うのです。
そして神籬の後ろにはご神体の三輪山。
この場所が 知る人ぞ知るパワースポットだと改めて実感できます。
境内は静かで清潔。
箒の掃き目も美しく、空も樹も、土もすべてがキラキラしてまぶしい。
アマテラスオオミカミ様がおいでになった地だけに
「陽」のエネルギーが強烈。
そして 清らかな空気感が身体のすみずみまで染み入ってきます。
神社から西へ歩くと
↓
この画像の右側が無料駐車場
少し歩くと景色が開けて、奈良盆地から西の山々が一望できます
二つの池があり、その間の道からの眺めが絶景!
お花もきれいに整えられおり
ベンチもあちこちにあって、お弁当を食べるのにも良きです

来年はこの辺りを有料化して花の庭を造るらしい(と地元の人の話)
今年は無料で藤の花を見ることができるそうで
「無料だし、いらっしゃいねー」とお声を掛けて下さいました。
“大和は国のまほろば”の歌碑。
写真を写せなかったけれど
桧原神社の鳥居から二上山を真ん前に眺めることができます
そして、春分秋分には二上山に沈む夕日を鳥居越しに見れるのです
カメラマンが殺到するらしいですが・・・・。
これって、伊勢神宮と一緒ですよね。
やっぱり「元伊勢」、天照大御神さんのおいでになった場所なんや

体調のこともあって、ここに来たかったのですが
今度はこの状態が良い方に向かったときに
もっとゆっくりと そしてお弁当を持って 訪れたいと思ってます。
来てよかった。
あ、それと・・・・
余談:
神社の柏手は3回ではないですよー
3回と決められたのは 祈りが「切られる」ように、です。
8回が少し(周りの方に)恥ずかしければ4回 手を打ってみては?