ペン表の裏面ドライブ使いがほとんどいないことにお気づきだろうか?

裏面ドライブは、ペンの弱点と言われるバックの攻撃を補ううれしい技である。
さらにペン表だとフォアと球質差ができ、もっとおいしい。
ほとんどのペン表がイイネと思い、多くの人がチャレンジしたはずだ。
それがことごとく挫折するとは、どういうことだ?
何か理由があるに違いない。

とか言っている私もペン表の時裏面ドライブに挑戦して挫折した一人だ。
上手くいかない理由も知っている。

大きな問題が2つある。
1つはラケットの重さ。
もう1つはバックプッシュというライバルの存在である。

裏面にラバーを貼れば必ずラケットが重くなる。
ドライブマンならドライブの威力が上がるから、我慢のしようもある。
しかし、ペン表にとって大きなマイナスだ。
前陣でのラケット捌きが間に合わないことがある。
裏面により大きなプラスがないと割に合わない。

裏面ドライブを使いこなせばプラスになると判断した私は挑戦してみることにした。

ワンコースの練習ではすぐに裏面ドライブが打てるようになった。
しかし、オール練習では遅い球にしか裏面が出てこない。
バックは全部裏面で、と思っても、ブロックで当てるのがやっと。
とてもカウンタードライブどころではない。
しかもこのブロック、バックショートより弱い。
バックプッシュならかなりのレベルのドライブにもカウンターが打てたのに。

思うに、裏面ドライブが力を発揮するのは、あと半歩後だ。
でないとしっかり振る時間がない。
しかし、それではフォアの打点が遅れる。
要するにフォア表ソフトと裏面ドライブは連係が難しいのだ。

ラケットを軽くしたり、フォームをコンパクトにしたり、半年程努力してみた。
そして、出した結論が、

軽いラケットでバックプッシュをした方が強い。

こうして、私はペン表の裏面ドライブをあきらめたのだ。

挑戦したけどやめた人々はみなさま同じような理由だと思う。

今私はペン粒で裏面ドライブを使っている。
ペン粒だと表ソフトのバックプッシュというライバルがいないため、ブロックからコツコツレベルを上げていけた。
ライジングのカウンタードライブもできるようになってきた。

ペンの裏面には、いろんな可能性が眠っていると思う。
他の人がダメと言っても、それが正しいとは限らない。
新しい価値を見つけるのは、あなたかもしれない。