ZLFやV11がなかなか好感触で、カールP3も思い通りに扱えている。
そこそこの自信を持って格上のおっちゃんに挑戦だ。
このおっちゃん、右S裏裏のドライブマン。
私より年上だがまだおとろえていない。
あまりこのサークルに出席しないので、相手してもらうのは数ヶ月ぶりだ。

お互い身体は温まっているので、すぐにオール練習になった。
相手はブロックをされるとめんどうだ、とばかりに、強打を中心に組み立ててきた。
またきた、回り込み3球目ドライブ!
ストレートにヤマをはった私のラケットに当たった。
ここで炸裂、さっき身に付けたばかりの必殺技、謎ブロック!
がら空きのフォアサイドをノータッチで抜けていった。
「いやぁ、あれが返されるか?まいったな。」
そうぼやいたが顔が笑っている。
その後は回り込みはしなくなった。
バックの球はバックで打つ。
隙が無くなった。
そして常に私の返球に対して準備ができている。
何度か謎ブロックは出たが、直接点数になることは二度と無かった。
何だよ、ちっともまいってないじゃないか。
大人って嘘つきだ。

お互い相手の球威や球質に慣れてきたところで、得失点のパターンが見えてきた。
台上は互角か。
いや、粒で弾いたり裏面をまぜたり先に仕掛けれはこちらの方が良さそう。
問題はドライブ対カットブロックの攻防である。
相手は最初は浮いたカットブロックを強打で狙っていた。
決まることもあるがミスもある。
実はカットブロックは浮いた時とてつもなく切れていることがあるのだ。
ここまでは互角だと思っていた。
しかし連続ミスをしたところで相手は作戦を変えた。
フルスイングをしないで丁寧にドライブをつなぐようになった。
反撃したくなるような甘い球ではないが、カットブロックなら問題なく返せる。
ドライブとカットブロックのラリーがしばらく続いた後スパーンとミートで打ち抜かれた。
どうやらナックルドライブを打ってその後の回転量の落ちたカットブロックを狙われたらしい。
この作戦にはまいった。
無茶をしてないのでミスをしてくれない。
点が取れなくなった。
こちらの変化幅と回転量を見切られているようだ。
いや、ドライブ対カットブロックのラリーはせめて互角じやないと勝ち目はないでしょ。
ここで負けてるようじゃダメだ。
相手がロングサーブを出せば、ほとんどこのラリーになる。
せっかく謎ブロックが出ても相手が準備できていればこのラリーになる。
このハマり状態から脱出するには、低い丁寧なドライブを反撃するか、ナックルドライブを強い回転のカットブロックで返せるかだろう。
カールP3では、私はどちらもできなかった。
しかたない予備のラバーに変えるか。
このラバーならナックルドライブでも切って返せるはずだ。
台上は微妙に弱くなるかもしれないが、カットブロックの方が大切だ。
このラバーとは、
ファントム0012∞
である。

格上のおっちゃん、私に未熟さを思い知らせてくれてありがとうございます。
次戦う時は笑顔のないまいったを言わせてやる。