読む手がとまならない。

 

まさしく、

ラストまで「駆け抜ける」本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とあるきっかけで、40km完走を目指し

マラソンを始めた主人公・環。

 

 

 

なぜ40kmなのか?

 

 

 

 

それは、「レーン」を超えるため。

 

 

 

 

生と死を描く、ちょっと重めの

ストーリーなのかと思えば

 

ほんのりファンタジックな

世界に引き込まれていく。

 

 

 

「ほんのり」ファンタジックというのは

ファンタジックだけど、地に足がついていて

不思議だけど納得のいく世界観で。

 

 

 

そんなほんのりファンタジックな

「死」の世界と

 

リアルな「生」の世界で

 

もがき、苦しみ、立ち止まりながらも

走り続ける環。

 

 

 

そんな環をとりまくのは

キャラが濃い人たち。

 

 

 

毒々しくもたくましく生き抜くおばちゃん。

 

華々しい経歴を持つも

忽然とマラソン界から姿を消した

謎のもみあげ男。

 

 

 

 

様々な過去をかかえ、

「今」を生きる人たちとの交流を経て

強くなっていく環ちゃんから

目が離せない。

 

 

 

そんな爽快ストーリー