昨日、ホームでは敬老会が開かれました
今年は、シャンソンを歌う方がきてくれて(といっても素人のおばあさん3人組ですが)
昔の歌やシャンソンを歌ってくれました
2:00のスタートに間に合うようにいったら、母は車椅子に座ってホールにいました
そのあと、叔母も来て一緒に歌を聴いていました
叔母は私と同じように音がとれないのですが、母は昔から歌がうまくきれいな声でした。
叔母もそのことを思い出していて、「おねえさんは歌がうまいのよ」と繰り返していました。

母の大好きな歌ですが
残念なことにずっと目を閉じていました

土曜日から母のテンションは落ち始めていて
一気に言葉数が減ってしまいました
どういう訳なのでしょうか…

あんなに言葉数が増えていたのですが…

今日も入浴があったせいか、ほとんど眠りに落ちていました
お気に入りのスタッフさんが声をかけてもうっすらと目をあけるだけ
「しずえさん。あまりにも、僕がすてきすぎて恥ずかしくてだまっているのですか?」
なんて声をかけられても、母は知らん顔。

ここまでいったら、誰が呼びかけてもきっと今日は返事もしないのだろうなあ。とあきらめていました。
夜、姉が2人の娘を連れて来たときです

母は目をあけて、こんなことを言います
「最近ね、おばあちゃんは、だめみたいなの」
「え?何が?」
「耳が聞こえない…」と。

はあ、耳遠くなってたの?
地獄耳のはずなのに…

その後、姉に、昼間のお気に入りのスタッフさんの歯が浮くような会話を再現していながら、二人で大笑いをしていました。
突然、母が目をあけて大きな声をあげて笑い出しました。

照れ隠しのような笑いでした。

耳が聞こえないなんて、信じられません。

それにしても最高の笑顔でした。
しばらくニコニコしていて、そしてまた眠りについていました。

なんだか、一進一退いえ、「退」が優先している母です。

それでも、あきらめずに声をかけ、長い時間を一緒に過ごしたい。
今はそんな気持ちです…


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